基本機能

(4)マンガのコマを作成する
(5)マンガの素材を貼る
(6)変形、回転(反転)
1.変形(拡大縮小)
2.キャンバス全体を回転(反転)
3.レイヤー毎に回転(反転)
4.ナビゲーターで回転(反転)
(7)定規
(8)取り消し、やり直し

(4)マンガのコマを作成する

「コマ素材の追加」を選択することによりマンガのコマを作成することができます。

1メニューバー「レイヤー」の中の「コマ素材の追加」を選択します。

2「コマのプロパティ」が表示されますので好みの線幅を入力してOK押します。

コマのプロパティの中央に表示されているmm(ミリメートル)が実際の線の太さです。

3「OK」で確定するとキャンバスにコマが表示されます。

コマを割る時は前章で解説したツールバーの分割ツールを使用します。

応用知識
コマ素材は通常、部分的に消すことはできない状態になっています。
部分的に消すためには、メニューの「レイヤー」>「素材のラスタライズ」をクリックしてください。
ラスタライズすることによって、コマを消しゴムツールで部分的に消せるようになります。(ただし、操作ツールでの編集はできなくなります)※素材のラスタライズについて
キャンバスに貼り付けたコマ素材アイテム素材「オブジェクト」と呼びます)は、そのままでは保存しても表示に反映されず、消しゴムで消すこともできません。「レイヤー」>「素材のラスタライズ」を選択してください。すると、コマの周りのツールバーが消え、上から描いたり消しゴムで消したりできるようになります。

ラスタライズ化が済んでいないアイテム素材(オブジェクト)がレイヤーにある場合、レイヤーの名前の後ろに「@X」とでます。X=現在レイヤーの中にあるオブジェクトの数です。
コマ素材は分割すると、1コマが1オブジェクトとして数えられます。
下の例はコマを4分割したため、「オブジェクトが4つある」状態を示しています。

コマ素材以外にも、素材パネルの「アイテム」に入っている素材はオブジェクトなので、「アイテム」に入っている素材を扱うためには、ラスタライズ化が必要です。
たとえばフキダシ素材の場合、ラスタライズ化しないとフキダシの中に文字を入れることができません。

※PNG、JPEG、Bitmap、TIFF、WebP、PSD形式で保存すると、オブジェクトは自動でラスタライズ化されます。

(5)マンガの素材を貼る

素材ウインドウからマンガ用素材(スクリーントーン、背景等)を選択してキャンバスに貼り付けることができます。
素材には、「タイル」「トーン」「アイテム」の3種類があり、それぞれ紙にシールを貼り付けるような感覚で使用します。

タイル 模様の状態になった素材です。人物や物の影になっている部分に貼る点状の素材(網トーン)もこちらに含まれています。
トーン マンガ用語でいうスクリーントーンに近い種類の素材が揃っています。
それに加え、背景に使用できる素材もこちらに含まれています。
アイテム フキダシなど、単体で貼り付ける素材はこちらに含まれています。
アイテム素材はラスタライズ化が必要になります。

1キャンバスの右上にある素材ボタンを押して、素材ウインドウを開きます。

2素材ウインドウの説明をします。

上部の「タイル」「トーン」「アイテム」タブは、クリックすることでそれぞれの素材を表示します。
下部のアイコンはそれぞれ以下のような機能になっています。
キャンバスに貼り付け…選択した素材をキャンバスに貼り付けます。このアイコンをクリックする他にも、素材をキャンバスへドラッグ&ドロップすることでも素材を貼り付けることができます。
プレビュー…素材ウィンドウ下部のプレビューの表示/非表示を変更できます。
クラウドから素材をダウンロード…『メディバンペイント』公式が配布している素材をダウンロードできます。ダウンロードしたい素材の種類を「タイル」「トーン」「アイテム」の中から選び、をクリックしてください。クラウド素材パネルが表示されるので、そこから好きな素材を選んでダウンロードしてください。
素材を追加…ローカルフォルダ(お使いの端末内)を参照し、自作素材を素材ウィンドウに取り込めます。
キャンバスを素材として追加…キャンバスに描かれている絵を素材として素材ウィンドウに追加します。
グループをつくる…フォルダを作成し、素材を整理できます。
ごみ箱…選択している素材を削除できます。

3素材を貼ってみよう

①使用したい素材を選びキャンバスにドラッグ&ドロップ※します。
②「素材の貼り付け」ウインドウが表示します。角度、大きさの変更が行える他、手のひらの部分をクリックしてマウスをスライドさせるとトーンを動かすことができます。
③「素材の貼り付け」ウインドウで「OK」を押すとキャンバスに素材を貼り付ける事ができます。

ドラッグ&ドロップとは画面上の画像やアイコンなどを選択して、そのまま画面をスライドさせて希望する場所まで持っていく一連の操作のことです。
画像を選択してスライドさせることを「ドラッグ」、希望の場所に持って行って落とすことを「ドロップ」といいます。

(6)変形、回転(反転)

描画された絵を回転(反転)や変形(拡大縮小)する方法を解説します。

1レイヤーの絵を変形(拡大・縮小)する

レイヤーの絵を拡大・縮小する場合は、メニューバー「選択範囲」の「変形」を選んでください。

9変形例

選択しているレイヤーに描いてある絵の周りに枠が出ます。
枠の周りにある□のマークをドラッグすると、「拡大」・「縮小」の他に、「回転」、「変形」もできます。

編集が完了したら、キャンバスの下に表示される「OK」ボタンを押して確定してください。

2キャンバス全体を回転(反転)

レイヤーではなくキャンバス全体を回転・反転させる場合は、メニューの「編集」>任意の回転方法を選んでください。
この方法で回転すると、指定した方向へ90度回ります。

この画像を例にして回転・反転を紹介します。

左回転

右回転

反転

3レイヤー毎に回転、反転

特定のレイヤーだけを回転・反転させたい場合は、回転・反転させたいレイヤーを指定し、メニューの「レイヤー」>「回転」>任意の回転方法を選んでください。
この例では、ねこがいるレイヤーを回転させます。

上下反転

キャンバスごと回転させたときと違い、1枚のレイヤーしか回転しないため、別のレイヤーに描いた背景は回転せずそのままになっています。

左右反転

回転角度を指定

回転させる角度を自由入力で指定できます。
ここでは35度回転させています。

4ナビゲーターで回転

ナビゲーターを利用して、見えている絵を一時的に回転・反転させることができます。
表示が変わるだけで実際の絵は回転していないため、レイヤーのプレビューには反映されません。
アナログでたとえると、絵を描きやすいように紙を手元で回したり傾けたりするイメージです。

ナビゲーターウィンドウのプレビューに表示されている赤い枠(図では斜めになっている枠)が、メインウィンドウに表示されているキャンバスの状態です。
見え方が変わるだけなので、実際のレイヤーに変化はありません。

ナビゲーターの操作は以下の通りです。

(7)定規を使おう

定規とは線を引く上でのガイドのような役目を果たす線の事をいい、『メディバンペイント』には6種類の定規があります。

定規は、ブラシツールを選択するとウインドウの上部に表示されます。

①定規オフ…定規をオフ(非表示)にします

②平行定規…平行な線を描くことができます。

123.並行スナップ

③十字定規…十字に線を描くことができます。

124.十字スナップ

④消失点定規…指定した2本の直線に沿った放射状の線を描くことができます。遠近感のある背景を描くときに便利です。

125.消失点スナップ

⑤集中線定規…集中線を描くことができます。

126.集中線スナップ

⑥同心円定規…円を描くことができます。

128.曲線スナップ

⑦曲線定規…点と点をつないで自由に曲線を描くことができます。

127.同心円スナップ

※Ctrl(command)を押しながらマウスをドラッグすると、画像のような楕円を描くこともできます。

⑧定規設定…定規選択後にこのボタンを押すと、スナップの位置や角度を変更をすることができます。

⑻取り消し、やり直し

操作を取り消したいときは、メニューの「編集」>「取り消し」で、直前に行った操作を取り消すことができます。
「取り消し」した操作をやり直すときは、メニューの「編集」>「やり直し」で、取り消した操作をやり直すことができます。
「カラーパレット」や「ブラシ」などの設定を元に戻すことはできませんので注意してください。

メニューの「ファイル」の下にあるボタンでも「取り消し」・「やり直し」ができます。


覚えておくと便利なショートカットキー

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【Mac版】

3.マンガを描いてみよう