はじめまして、フリーランスのイラストレーターをしております、鉢野みど と申します。

線画の色を変える方法や下塗りなどの方法についての講座記事をこれまで執筆しています。

▶︎【初心者向け】レイヤー効果を使って線画を加工してみよう!【簡単加工】

▶︎【初心者向け】下塗りって何をすればいいの?【配色アドバイス】

私は絵の専門学校や美術大学、画塾に行ったことがありません。

ですが、現在はフリーのイラストレーターとして、ゲームや広告漫画、キャラクターデザイン等のイラストを制作するお仕事をしています。
今回は、独学で私がしてきた練習方法を、もっと絵が上手になりたい!という方に向けて紹介していきたいと思います。

 

1.はじめに

私がデジタルでイラストを描き始めたのは高校生の頃です。
メディバンペイントの前身アプリ、「FireAlpaca」という無料のお絵描きソフトでイラストの制作を始めました。

学生時代はほとんど削除してしまっていて、見つからなかったのですが、2019年代の絵と現在の絵の比較をしてみます。

←左 2019年          →右 2021年

ちょっと恥ずかしいのですが、顔のバランスや描き込み、色の彩度、影の塗り方など、欠点を上げれば上げきれないほど、未熟な点があります。
では、この絵から、どうやって上達していったのか、についてお話していきたいと思います。

 

2.友達に聞いてみる

絵を描いている時、上手く描けたとは思っても、「あれ?何かおかしい?」と思ったことはありませんか?
そんな違和感の正体が分からず、私は美大にも通っていた友人に自分の絵について聞いてみました。

すると、「線が雑。なんか、ガサガサってしてる」
と言われました。
「そんなに????」と当初思ったのですが、改めてよく見ると

■ガサガサだ!!!!

よく、イラストのメイキングでも、ラフな線から線画を仕上げている場面を見たことはありませんでしょうか?

▼イメージ

そのイメージから、デジタルのイラストは「こう描くもの」というイメージを勝手に作ってしまっていました。

そして私は線画を描くのをやめ、線画を塗りつぶす厚塗りを始めました。

 

3.苦手を知る

線画を描くことを諦め、厚塗りを始めたのですが、「線画から逃げた」ことがきっかけで、線画が苦手な理由が分かったんです。

■ラフから完成の形を見つけることができない

これが分かってから、シルエットを決めてから線画をする、という方法を見つけることができました。
私の場合、線をなぞるよりも、シルエットが分かった状態の方が、線画がやり易かった、ということです。

■形が分かれば、その形をふちどれば、線画が描けることに気付きました。

カラーラフを描いて、全体のイメージをつかんでから清書をする、というやり方もこの頃から始めました。

自分の得意なやり方が分かってから、線画の苦手意識も減りました。
苦手が分かればあとは練習をするのみです。

原寸大を配布しているイラストレーターさんがいれば、それをダウンロードしてみて、線画は何ピクセルで描いているのか、どんな色を使って影の色を塗っているのか、など、沢山の絵をみて学び、実践していきました。

 

4.デッサン

絵がうまくなるためにはデッサンが必要か否か、という話題はよく上がりますよね。
私は美大や専門学校に進学したことがないため、実際のデッサンを知りませんし、石膏を実際に見て描いたこともありません。

私は主に、絵の練習方法として「モルフォ人体デッサン」と「写真の模写」をしています。
モルフォの人体デッサンを一ヶ月かけて一冊丸ごと模写をしたり、人体で分からないことがあれば、美術解剖学の本を見るなどしています。

ここで注意していただきたいのは、「目標が何なのか」を意識することです。

色々なサイトでデッサンやクロッキーを推奨する記事は多くあります。
「絵の上達法の中にデッサンがあるからデッサンをしよう」、と思うのではなく、骨格、筋肉を理解して、絵を上達させることや、体を描くことに慣れる など、「自分なりの目標を設定する」ということです。

▼写真模写

 

5.まとめ

あくまで私のやり方なので、これが正解、ということではありません。
自分の目的や、苦手なものに合わせた練習をしてみてください。
絵はいくらでも上手くなれますし、私もどんどん絵を上達させていきたいと思っています。
是非あなたもメディバンペイントを使って、どんどん絵を描くことを楽しんでくださいね!

(文・絵/鉢野みど)
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