2023.12.11
オニオンスキンモード
MediBang Paint for Steamに新機能が登場。バージョン2.0でオニオンスキン機能が追加されました。
オニオンスキンツールでは、透明モードを使って前後の描画をプレビューすることが可能です。複数のコマを同時に表示できるため、アニメーターにとっては非常に有益な機能となります。
MediBang Paint for Steamは専用のアニメーションソフトウェアではないため、特定のフレーム管理ツールはありません。ですが、レイヤーをフレームとして扱い、オニオンスキン機能を活用することでアニメーションの作成をシームレスに行うことができます。
例として、以下のイラストをご覧ください。色の異なるレイヤーが3枚重なっていて、微妙に位置のずれたチビが描かれています。3枚のレイヤー全てをキャンバスにブレンドすると、それぞれのレイヤーに描かれた絵が、このようにいちどに表示されます。
オニオンスキンモードは、画面左上「表示」メニューから選択できます。
現在のレイヤー上に描かれた絵だけがそのままで、前後のレイヤーは薄い緑とピンクで表示されます。複数のフレームを同時に閲覧するのに便利です。
前後のフレームを移動するには、Ctrl + 上矢印キーおよびCtrl + 下矢印キー(Macユーザーの場合、CMD + 上矢印キーおよびCMD + 下矢印キー)を使用します。
アニメーションを確認するには、トップメニューの「表示」から「自動再生」を選択してフレーム速度を指定します。オニオンスキンモードをオフにすると、キャンバスは通常の表示に戻ります。
アニメーションを完成させたら、連番を振ったPNG形式、またはMP4形式の動画ファイルとしてエクスポートしましょう。「ファイル」メニューから、「レイヤーをエクスポート (PNGシーケンス)」または「レイヤーをエクスポート (MP4)」を選択し、PC上のエクスポート先を選択します。
\ 使い方記事の要望を受け付けています /