2021.08.06
ヒューマンアカデミー×MediBang お絵かき初心者とイラストレーターが潜入!授業体験レポート!
将来の夢はなんですか?
と聞かれたら
こんなことを思ったこと…ありませんか??
イラストレーターになりたい!
マンガ家になりたい!
と…
そして一度は考えたことがあるはずです
「絵の専門学校に通ってみたい」
と…!
地方に住んでるから近場に専門学校がない…
絵に自信がないから専門学校への進学はこわい…
授業のレベルについていけるか不安…
など、いろいろな理由で望みを諦めてしまう人も少なくないと思います。
分かります…!!!
ということで、私たちメディバンの中の人は
そんな未来の絵描きのみなさまの
「絵を学びたいんだ…!」
という気持ちを後押しすべく
総合学園ヒューマンアカデミー秋葉原校(以下HA)さんの
授業体験へ参加してきました!!
HAさんご協力ありがとうございました!
その中でもマンガ・イラストカレッジという、マンガとイラストに特化した専門の授業に潜入してきました。
今回は
①絵にあまり自信がない 企業コラボ担当18号くんによる
1日で絵は上手くなるのか!?チャレンジ-1年生デッサン-
②度胸がなくてイラストの専門学校への進学をあきらめた経験ありな企画兼社内イラストレーターメディバン中の人4号による
専門学校へ行った方が良い4つの理由 -2年生デジタルマンガ-
③現場のことは現場に聴けば間違いなし!
在校生インタビュー(1年生/2年生)
④ヒューマンアカデミーをおすすめしたいポイント!
まとめ
という内容でお送りいたします!
それではどうぞ!
「くん」までが名前らしい。陽キャ。
理論よりフィーリングで絵を描いているので難しい用語に弱い。
かなりの機械音痴。
1日で絵は上手くなるのか!?チャレンジ-1年生デッサン
まずは1年生デッサンの授業へ!
この18号くん、MediBangにいるにもかかわらず絵が下手です。
授業に行く前にやってみた、見よう見まねのデッサンです…これはひどい。
ちなみに中学校の美術成績は5段階中2でした。
そんな18号くんがデッサン授業に潜入してみたらどうなるのでしょうか!?
授業の雰囲気
デッサン授業の風景はこんな感じでした。
教室はそれほど大きくなく、10人ほどの学生が先生の説明を聞いています。
高校までのような大人数授業ではなく少数精鋭なので、先生と学生との距離が非常に近そうですね!
これは絵が下手な18号くんでもちゃんと教えてもらえそう…。
この授業では様々なモチーフでデッサンを行うのですが、18号くんが潜入した日は「自分の手」をモチーフにしていました。
デッサン授業は2コマにまたがっていて、1時限目は制作・2時限目は先生からの講評という形式。
右も左もわからないまま座席についた18号くんでしたが、先生が画材を持ってきてくださり、体験スタート!
先生の丁寧な説明を受けつつ、鉛筆を走らせます!
画材を前にすると、緊張してきました…。
まずは自分の手をスマホで撮りましょう。
撮ったものを白黒にすると、どこに影をつけるべきか分かりやすくなりますよ。
毛穴…。
確かに、白黒にすると明暗がすごくわかりやすくなりました。
モチーフを写真にするのは他にもメリットがあって、デッサン時に余計な視覚情報を削ぎ落としてくれるんです。
次は手元の紙に、モチーフを描く際の大枠を囲っておきましょう。
後で消すので、がっつり描き込まなくていいですよ。
写真をもとに、手を描くための大枠を囲います。
そういや、授業前のデッサンではこんなことしなかったなぁ…、と思いながら枠を描きます。
実はこれが、構造やアングルをとらえるために超重要なんだと後で気づきます。笑
じゃあ次は、描いた枠を意識しながら手の輪郭を描きましょう。
枠があると輪郭が描きやすい!!!
枠を囲っていたおかげで、指のパーツの大きさを意識するようになり、割とスムーズに輪郭が描けた!気がする。
一人でデッサンの練習するだけじゃ、なかなか思いつかなかっただろうなぁ。
輪郭が取れたら、写真を見て色の濃さの境界を描きましょう。
後で塗り作業に入るので、ここは重要です。
むずいけど、指っぽくなってきたぞ!
徐々にカタチが出来上がってきました。
ここまでで大体45分くらいかかっています。
よし、ある程度境界が描けたと思うので、次は色塗りです!
ベースとなる色の濃さを設定して、写真を見ながらベースに合わせて塗ってみてください。
ちなみに指先とその影は先生が塗ってくださりました。
ひたすら塗り続けて30分くらい…。
擦筆(さっぴつ)も使いながら、明暗をつけていきます。
できた!!
ここで先生からのアドバイス。
色を塗る際は、自分が思っている以上にはっきりを塗り分ける必要があります。
この場合だと、練りゴムも使いつつ塗るところはガッツリ塗りましょう!
先生が最後の一手間を加えて…
今度こそできた!!
90分フルで使ってなんとか完成しました。(クオリティはまだまだですが)
いやー絵描きさん凄すぎる…。
塗りすぎで腱鞘炎になりそうです。
先生からの講評
写真から構造を捉える力は非常に◎です。
あとは影の付け方と色の塗り具合ですね。
自分が思っている以上に明暗ははっきりと塗り分けないといけないので、描いている途中で遠目で見てみるなど、アングルを変えて全体像を掴むのもいいですよ。
18号くんのデッサンを見る一方で、先生は各学生へのフィードバックも行っています。
褒められました…!
それ以上に、メインであるはずの在校生へフィードバックしつつ、1日だけの体験である18号くんにも丁寧なフィードバックを行ってくれます。
これは少数精鋭形式の授業ならではの強みですね。
さてここで、18号くんのデッサンの成長具合を確認してみましょう。
Before
After
明らかに上手くなってる…!!
モチーフは違えど、プロの先生に教えてもらうと、90分でこうも劇的に変わるのか…。
「1日で絵は上手くなるのか?」チャレンジについては、間違いなく成功だと胸を張って言えます。
「モノの捉え方」、「色の塗り方」が大きく変わっていますね。
学んだこと
実はマンガ制作にとって、デッサンは超重要である
ここまでデッサンの授業についてレポートしてきましたが、皆さんこう感じていませんか?
「なんでマンガを描くのにデッサンが必要なの?」
18号くんを見てくださった先生が語ってくださりました。
マンガを描く上で、デッサンの技術を磨くのは非常に重要です。
なぜなら「構造を捉える力」が身につくからです。
特にマンガで人の身体などを描く際に、構造を捉えることができればより自然な描写ができるでしょう。
そのためにも、「構造を捉える力」が必要なデッサンを行うことで、その力を磨き上げるのが重要なのです。
塗りや影の付け方といった手元のスキル以上に、構造を捉える「眼」が重要だと考えられます。
皆さんも、マンガを描く合間にデッサンもやってみると、何か新しい発見があるかもしれません。
専門学校へ行った方が良い4つの理由- 2年生デジタルマンガ
こんにちは!メディバン中の人4号です。
お絵かき初心者の18号くんの授業体験記はいかがだったでしょうか。
対しまして、私の方は2年生のデジタル漫画の授業に参加させていただきました!
教室入り口です。
中の人4号は今でこそ東京に住みイラストを描く仕事をしておりますがもともとは地方の生まれで近場にイラストの専門学校が無く、かといって単身で上京する度胸もなかったために希望とは違う学科の専門学校に通ってしまった絵描きだったりします。
それもあり今だに「学校でイラストやマンガを学ぶ事」に憧れがあります。
そして今回の授業体験やインタビューを通して改めて
『何がなんでも親を説得してイラストの専門学校へ行っておくんだった!!』
と後悔しております。
ということで私からは
イラスト/マンガの専門学校へ行った方が良いと思う4つの理由
を授業の感想を交え、お伝えしたいと思います!
理由①
絵を描く友達はなかなかできない
実はイラストやマンガを描く友達は社会に出るとなかなかできません。
もちろん、Twitterや投稿サイトをきっかけに新しい繋がりができることなどはあります。
が、価値観を共有し合えるレベルの友達や切磋琢磨して成長し会える友達ができることは、なかなかありません。
対して、専門学校ではそもそも「イラストが描きたい」「マンガが描きたい」という好きなことの共通点が多い仲間が集まっている上に、近いレベルの人と顔を合わせて一緒に学んだり、雑談などを通したコミュケーションが広げやすい場となっています。
授業風景。みんな真剣に取り組んでます。
今回の授業でも、課題に取り組みながらあのマンガの●●良いよね~あのイラストの●●に近い感じの絵だね!?などたくさんの声が聞こえきました。そしてその度に分かる…!私も輪に入りたい…!という気持ちになりまくりました。
こういった共通の話題があり、密度が高く、楽しく高め合える交流は社会生活ではなかなかできないものなのです。
理由②
絵の「基礎」は自己流よりプロから学んだ方が確実に良い
絵を学校で学ばない場合、必然的に自己流で学ぶことになりますよね。
もちろん自己流で学ぶのもまちがいではないのですが、その場合は自己流=手探りのため、必ずどこかに無駄な時間が発生してしまいます。
模索すること自体は大事ですが、それは応用段階で必要になることなので、
基礎に関しては、素直に経験値の高い人から教わるのが大正解!
と声を大にして言いたいです。
悲しいことに社会に出たあとの時間はとても少ないです。
これからバリバリ上達したい!と思っている方にはぜひ専門学校へ通って上達のショートカットをしてほしいです。
授業風景② 厚塗りのやり方の説明がとてもシンプルで分かりやすかったです。
ちなみに総合学園ヒューマンアカデミーではプロの現場を知っている先生が、基礎の基礎から丁寧に教えてくれます。絵に自信がない生徒さんにも寄り添って説明をしている姿がとても印象的でした。
理由③
そもそもプロから助言してもらえる場はなかなかない
絵がうまくなったらなんやかんやプロと知り合えて、そのままうまいこといって自分も有名になれるかもしれない…という漠然とした都合のいい妄想をしたことがありませんか?
私はめっちゃあります。笑
ですが残念なお知らせです…
なかなかそういった状況にはなりません!
むしろ大人になればなるほどアドバイスをもらうことは少なくなっていきます。
なのでプロから技術や知識を余すことなく教えてもらえる環境である専門学校は何気にめちゃめちゃ大きい存在と言えます。
プロのイラストレーターや漫画家の講師が多数在籍しているヒューマンアカデミーでも同じことが言えます。
在校生はもちろん、これから進学を考えている方もいい意味で学校を利用して絞りとる勢いで知識を吸収していきましょう!
漫画講師の猿山先生の手元。
理由④
プロになるためのきっかけが無い
そもそもプロってどうやってなるの?という途方もない不安はありませんか。
ソシャゲのイラストの仕事然り、漫画家への登竜門的なアシスタントの仕事然り、そこに至るまでの「きっかけ」作りをどうしたらいいのかわかりませんよね。
私が後悔していることの一つに、プロが在籍しているのがわかっているんだから専門学校へ行って、もっと「きっかけ作り」をしとけば良かった…!があります。
そしてきっかけ作りには必ず信頼関係が必要です。ですが、信頼関係を築くのにも時間が必要です。
そして専門学校では「学び」と「信頼関係作り」の時間と「きっかけ作り」を兼ねることができます。
以上、メディバン中の人の体験記事はいかがだったでしょうか。
ここまで読んでくださった方はさらに、現場の声も聞いてみたい!という気持ちになったのではないでしょうか…!
ということで、ここからは現役の学生であるお二人のインタビューをご紹介します!
【在校生インタビュー -1年生-】
在校生の声をお届けすべく、先ほどのデッサン授業にも参加されていた
1年生Kさんにインタビューさせていただきました!
入学への決断について
ではインタビューを始めます、よろしくお願いいたします!
早速ですが、ヒューマンアカデミーへの進学はどんなきっかけで決めましたか?
漫画家を目指そうと思ってネット検索をした際に出てきた「マンガ合宿*」がきっかけですね。たくさんの企業に自分の作品を見せることができて、更に企業側の名刺も貰うことができる等とても「実践的」な部分が良いなと感じました。
※マンガ合宿は、ヒューマンアカデミーの学生だけが参加できるデビューにつながる究極の持込みイベントです。
学生と出版社との日本最大級のマッチングの場となっています。
他にあまり聞かない企画なので魅力的ですよね。
ちなみにそれ以外の部分で、他と比較して悩んだことなどはありましたか?
そうですね…。
どこも一緒なんですけど漫画家を目指すとなると「漫画家の先生に教えてもらう」のが結局一番の近道だなと感じていまして、もちろんマンガ以外のことも学ぶ必要があるのは分かっているんですがそれでもやっぱり目指している存在であるプロから教えてもらうのが一番大事ですよね。
なので学校を選ぶ際はプロがちゃんといるのかな…という不安はありました。
なるほど、だとすると例えば漫画家さんに直談判して弟子入りさせてもらうとかも考えてたりしたんですか?
はい、ありました。
でも、そもそもそこに至るまでのコネクションが全然ないので、ツテを得る手段としてヒューマンアカデミーに来ました。
ちなみに漫画家になりたいなと思ったきっかけはなんですか?
小さい頃から絵を描くのが得意で、クラス新聞みたいなのに4コマ漫画をずっと描いていたのですが、それが結構好評だったんです。
徐々に絵が上手くなっていくのも楽しかったし、何より読んでもらって面白いと思われるのがとても良いなと思って漫画家を志しました。
そうなんですね。
ちなみに僕も今日参加した授業で先生にちょっと褒めてもらえてすごくモチベがあがりました。
専門学校ならではの楽しさについて
「学校で学ぶ」ならではのやりがいや楽しさってどんなところにあると思いますか?
授業の合間の休憩に廊下で雑談したりとかってよくあると思うのですが、うちのクラスはそれがあまり無くて、その分みんなの作品を見たりしています。
その中で講評してもらったりできるのは、学校ならではの楽しさや魅力なのかなと思います。
ありがとうございます。
少し話を戻しますが、漫画家を目指すのではなく「就職した方がいいんじゃない?」と言われたことがあるのではないかと思うのですが、そんな時周りをどう説得していましたか?
正直そういうことを言ってくる人は、自分の夢を叶えるという成功体験の無い人だと思っているので、何を言われても響いてないですね。
そもそも見てるものが違う、ということでしょうか。
そうですね。そもそも自分の夢を叶えてる人はやるべきことをやった上で叶えてると思うんですよね。なので自分の体験を元に必要だと思うことは後押ししてくれるんです。
それをなんの根拠もなくただ頭ごなしに「安定した仕事をしろ!」と言われても…という感じです。
シャットアウトしている感じですね。
そんな感じですね。
聞くは聞くんですけど、それで決断が揺らいだりとかはしないです。
強い意志が感じられて良いですね。
ちなみに周りの学生さんはどんな人が多いかも教えていただけますか?
そうですね…
意外と(?)静かめな人が多くて、僕からしたらあまりおしゃべりな人はいない印象です。
なるほど、ちなみにKさんはよく喋る方なんですか?
はい、けっこう喋りますね。
学校の人だったら、主に誰と喋りますか?
自分は多趣味なせいか、静かめな人とも何かしらしゃべるきっかけがあるので、クラスのみんなとも色んなきっかけで繋がれていると思います。
みんなと等しくコミュニケーションが取れてるってことですね。すばらしいです。
ヒューマンアカデミーさんに入る前と入った後のギャップってありますか?
マンガを作るモチベーションがかなり上がりましたね。
普段きっかけがないと、暇な時間にしか描かなくなっちゃうんです。
その点、学校に行くと友達と切磋琢磨できるのでモチベーションにつながります。
あと負けず嫌いなのでそれが一番のモチベかもしれないです。
学校だと他の人の作品も見れるし、1年生だったら先輩方の作品も見れるからより「負けたくないな」って思うんですね。
話は変わりますが、学校行事はマンガ合宿などの他にもいろいろあると思うんですけど、楽しみにしていることってありますか?
やはり何より楽しみなのは10月のマンガ合宿ですね。
それまでに作品を仕上げて持っていくという形なのでやる気が出ます。
作品作りについて
今作っている作品はありますか?
一応1つあります。ダークな感じで、ミステリーの要素もあるというような作品です。
いいですね!ぜひ読んでみたいです。
あと、作品を作るやりがいってどんなところにありますか?
1つの作品を仕上げるためにはそれなりに時間がかかると思うのですが、その作品を仕上げるだけでも達成感があります。
あとは作品を褒められた時にすごく承認欲求が満たされるので、そういった部分にも達成感を感じますね。
逆に、例えばプロットを考える時など作業に詰まった場合はどうリフレッシュしますか?
僕の場合は「あ、ヤバイ無理だ」となったら、一旦ご飯食べるとか寝るとかして時間を置いて頭をリフレッシュさせます。
あとは友達に悩みを相談したりもしますね。
「一回離れる」ってすごく大事なんですね。
そうですね。視野が狭くなっちゃうので離れることも大事だと思います。
学校側のサポートについて
行き詰まる時は学校の授業中でもあるかと思うのですが、そんな時先生達はどんなサポートをしてくれますか?
例えば「ここの描き方がわからない」とか、「ここの表現どうしたらいいんだろう」っていう質問って普通だと「生徒それぞれの感性」として片づけられちゃうことが多いんですけど、そんな中で「こういう表現方法もあるよ」というような案を出してくれる事が多いので、聞いていて気持ちいいなってなります。
「じゃあそれを取り込んでみようかな」みたいに感じるんですかね。
それもあります。
けどやはり自分の漫画なので極力自分一人で考えたいという気持ちもあったりして…。
ただ、どうしても初心者ならではの行き詰まりはあるので、そういう時はプロに聞く、聞けるというのがこの学校ならではのサポートかなと思います。
やっぱり先生方の知識は豊富だと思いますか?
レベルが違いますね。笑
「うわなるほど…!」しか思わないです。笑
1年生ということで、学校生活はまだまだこれからだと思うんですけど、これからどんな技術を突き詰めていきたいですか?
そうですね。
専門的な話になるんですけどマンガのコマって良し悪しがあって、それって正直センスなんですよ。
その部分(コマ)と背景って漫画の状況説明で一番大事なのに、周りはあまり重要視してないんです。なので自分はこの点を突き詰めていきたいなと思っています。
あとは純粋に画力が足りないんで磨いていきたいですね。
将来の夢・目標について
将来の夢は、もちろん漫画家ですよね?
そうですね。
誰からも見てもらえる人気漫画家になりたいです。
好きな漫画家さんや作品はあるんですか?
自分はわりと古風な時代設定の作品が好きなんです。
それこそ鬼滅の刃だったり、銀魂だったり…。
こういう時代設定の作品を描いていきたいですね。
好きな作品と何かしら共通点や似通っている部分があるような作品を描いていきたい、ということですね。
次に、ヒューマンアカデミーはどんな人にお勧めしたいと思いますか?
そうですね…やりたいことが明確に決まっていて、そこに突っ走れる人はこの学校に入ると強いんじゃないかなって思います。
明確にやりたい事が決まっている人のための材料はこの学校に揃っているということですね。
中高生へのメッセージ
最後に、今マンガを頑張っている中高生たちに一言お願いします!
「負けないぞ」ですかね笑
先輩ではなく、ライバルですね。笑
貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!
【在校生インタビュー -2年生-】
2年生のインタビューでは、何とすでに担当が付いているという生徒Aさんにご協力いただきました!
入学への決断について
まずはじめに入学の決断の理由を教えてもらえますか?
私は画力とかの前にまず繋がりを求めていたので、マンガ合宿という行事で色々な人と関わることができるこの学校を選びました。
なるほどなるほど。
一人で描いてるのも楽しいけどやはり繋がりは必要ですよね。
そうですね。私は地方(鹿児島の奄美大島)から出てきたので、とにかくいろんな人に見てもらえる機会がほしかったです。
奄美大島…!かなり遠いですね!
そうなんです。笑 なので、絵に関係する繋がりとかは全くなくて…。
あと、ネットも弱かったのでSNSの繋がりもなくて「じゃあどうしよう」と思った時に人と繋がりが一番持てそうな学校を選んだという感じです。
なるほどなるほど。すごく伝わってきました。ありがとうございます!
では次に、入学の時に悩んだことなどはありますか?例えば親御さんの反応とか…。
自分のやりたいことやって、好きなとこ行きなさいと言ってくれる親なので、すごく応援してくれています。ただ、やはり初めての東京だし、電車もないような地元だったのでいまだに遅延とか慣れないですね。こういう交通関係は今も心配されたりします。
電車がない場所だと移動方法が全然違いますよね。
ちなみに旅行とかで来たことはあったのですか?
はい、あります。
ちなみに旅行の時はSuicaじゃなくて切符を買ってたんですが、
Suicaを持ち始めてからこんな楽なんだ!とすごく驚きました。笑
専門学校ならではの楽しさについて
では次に「学校で学ぶ楽しさ」「学校の楽しさ」は何かありますか?
そうですね、マンガって基本的に一人で作業しなければならないじゃないですか、でも学校だと、話せる友達もいるし、作業の時間もみんな一緒にできるから自分も頑張ろう!というモチベーションにもなるので楽しいです。先生たちに簡単に質問に行ける事も大きいですね。
私も先ほど一緒に授業を受けていましたが、すごく和気藹々としてましたよね!
逆に、学校に対して「もうちょっとこういう風にしてほしいな」と思うことがあれば、こっそり教えてもらえませんか?
うーん、ご時世的に仕方ないんですけどもうちょっと行事を増やしてほしいなと思いますね。笑
せっかく学校に通っているのに、コロナのせいで出来ないこと…
どうしても多いですよね…。
それこそ去年のマンガ合宿も、本来は2泊3日でマンガを描いて、編集部の方にも見せて…という流れなのにそれができず、リモートでの開催でした。
リモートで添削や持ち込みをやるような感じでしょうか?
そうです。なので実際編集の人とは会えてないし、そういう不満点はありますね。
なるほどなるほど、編集さんとの繋がりも魅力の1つですよね。
話は変わりますが、1年過ごしてみて自分はどんなところで成長したと感じていますか?
ネームを切る時間が早くなったなと感じています。
とにかく数をこなすので、一番最初の頃より描くスピードも上がったし、デッサンの授業などのおかげで単純に画力も上がりました。
作品作りについて
個人でも制作活動はされているのでしょうか?
はい、実はもうマンガの担当さんもついています。
先ほどレベルが高い作品を作られてたので納得です!
ちなみに活動以外の趣味の部分でも、学校で学んだことは活きていますか?
活きてますね!
あと、活動での話になりますが、担当さんに見せる前に先生にアドバイスをもらうことができるのでめちゃめちゃ強いし安心です。笑
すごく良い方向に学校を活用されていますね!笑
次に、作品を作り続けるやりがいがどういうところにあるか教えていただけますか?
友達に見せて感想をもらえるのがとても嬉しいです。
そもそもそれが始まりだったので、人に見てもらえるのが一番やりがいになります。
なるほど、学校でも友達同士で見せ合いなどはするんですか?
しますします。
かわいいシーンが描けたら「え、見て見て!」って周りに見せちゃいます。
このシーンめっちゃ可愛くない!?」って感じにすぐ自分から言いに行っちゃうタイプです。笑
とてもいいですね。
そういう素直なところが成長する理由の1つでもあるんだろうなって思います。
自分から褒められに行くことで自分のモチベーションを上げるというのは長く続ける上でかなり大事なので、今後がめちゃめちゃ楽しみなクリエイターさんだなと思いました!
逆に、何かしらの要因でモチベーションが落ちてしまったり気分が落ちてしまった場合のリフレッシュ方法はありますか?
外に散歩に出てみたりします。普段行かないところへ歩いているうちに体が疲れる反面、頭の方はとても回復します。
そもそも全然知らない土地なので、いろんな場所に行くのがとても楽しいです。笑
専門学校側のサポートについて
学校の先生についてですが、普段サポートしてくれますか?
今日授業受けてみた感じですと、困っている学生さんにはすごく丁寧に教えているなという印象でしたが、「こういう感じでサポートしてくれます」といった体験談はありますか?
ネームを送ったらちゃんと添削して返してくれたり、添削するときも自分の考えを最初に聞いてくれて、「じゃあ、ここだったらこうじゃない?」というふうに話してくれるので、私の作品も軸をブラさずにプラスアルファのアドバイスをしてくれます。とても頼りになるのでありがたいです。
とてもいいですね!完全に私の先入観なのですが、美術系の先生には自分の個性を押し付けてくる人が少なくない印象ですが、ヒューマンアカデミーにはそういった先生はいらっしゃらなさそうな印象です。
将来の夢・目標について
では次に将来の夢はなんですか?こんな人になりたい!などはありますか?
やっぱりマンガをずっと描き続けられるのが一番なので、とにかくたくさん作品を作って、いろんな人に見てもらえたらいいなと思ってます。
例えば、今だと電子や紙での出版があると思うんですけど、とりあえずどちらを目指したいなど目標はありますか?
今、担当さんがついているのが紙の雑誌なのでまずはそちらを目指したいです。
あとは今流行っている異世界もののコミカライズにもすごく興味があるので、そちらは電子とかでもやってみたいと思っています。
今はいろんな可能性があると思うので、いろんなところに挑戦したいです。
ぜひ頑張ってください!
学校生活は残りあと9ヶ月ですが、学校にいる間にどんなことを頑張りたいですか?
在学中にデビューしたいです!
9月発表の賞に作品を応募したのですが、さらに次に備えて編集さんと作品作りをしているので、引き続きがんばりたいです。
モチベの高さを見ているとデビューも夢ではないように感じます!
中高生へのメッセージ
弊社ではメディバンペイントというペイントソフトを作ってまして、ユーザーさんの中にはこれから専門学校へ通うことを検討しているような中高生の方も多いのですが、ぜひその方達へメッセージをお願いします!
実は初めて触ったペイントソフトがメディバンペイントです!
小中学生くらいの時に触ったと思うんですけど、その時はタブレットを使って指で描いてました。その時はまだ難しくて諦めがちになってたんですけど…笑
ありがとうございます!使ってもらえていたことが嬉しいです。
中高生のみなさんへのメッセージなんですが、絵って「たくさん描かなきゃ上達できない!」ってなりがちなので、まずは自分が楽しく描ける範囲で描き続けてほしいと伝えたいです。
好きなことも無理して続けてたら嫌になってしまいますよね…。
やはり「モチベーションを保つ」ということをよく理解されているなと伝わってきます。
描くことが嫌いになっちゃうと何も残らなくなっちゃうので…。
私も同じくです。
私の場合ですと、昔は専業イラストレーターになりたい!という夢があったのですが、絵が好きすぎるために絵を「仕事」にすることで絵が嫌いにならないか不安になってしまって、今では企画業をメインでこなしながらサブでイラストも描くという仕事をしています。
絵がメインではないけど絵に関わる仕事をすることで絵を続けるモチベーションを保っています。
やっぱり思い詰めて続けた結果、モチベが下がってきちゃうのは良くないですよね。
ほんとですね!
今回は色々とお話を聞かせていただきありがとうございました!
これからの作品作り!楽しみにしていますね!!
まとめ
以上、皆様いかがだったでしょうか!
最後に、今回の授業体験やインタビューで感じた
ヒューマンアカデミーはこんな人におすすめしたい
というポイントをまとめてご紹介します!
ポイント①
マンガ/イラストで切磋琢磨できる友人が欲しい人
初心者の方でも経験者の方でも、いろんなレベルの学生さんが入学してくるので、様々な人たちと切磋琢磨が出来る環境がある!
ポイント②
上達のショートカットをしたい人
プロが基礎を教えてくれるので最短ルートで上達できる!
ポイント③
仕事へのつながりを作りたい人
プロである先生や、マンガ合宿等のイベントを通じて業界とのつながりが作りやすい!
ポイント④
将来の夢を叶えるまでの人生設計が明確な人
プロの先生からの助言がもらえるので、自分の目標を達成できる!
ポイント⑤
ただ描くだけでなく、ストイックに絵の上達を目指したい人
実践的な授業が多く、先生や同期と切磋琢磨できる環境がある!
ちなみにヒューマンアカデミーさんでは定期的にオープンキャンパス・個別での学校説明会などを開催しています。
進学を悩んでるという方はぜひ気軽に飛び込んでみましょう!
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