2021.10.13
【簡単解説】塗り方の特徴と使用するブラシ
アニメ塗りや水彩など色を塗るときは塗り方を変えますよね?
今回は種類によってどう塗り方を変えるか、塗りの特徴や適したブラシなどを紹介していきたいと思います。
説明に使用する線画は以下の画像です。
Index
1.アニメ塗り
アニメ塗りは、はっきりとした塗り方が特徴的で影やハイライトがそれぞれ1種類から2種類までに留めるシンプルな塗り方です。
影とハイライトを1種類ずつ塗ったイラストと2種類で塗ったイラストでも印象は大きく変わります。
塗りに慣れていない方はまず影ハイライト1種類ずつで塗る方を試してみてください!
影やハイライトがくっきり分かれているので使用するブラシはGペンや丸ペンなどのくっきりしたブラシを使用してみるのが良いと思います。
2.ブラシ塗り
ブラシ塗りはアニメ塗りに近い塗り方ですが、次の画像のように影やハイライトの一部をぼかしブラシでぼかしたり、暗くなりそう又は明るくなりそうなところにグラデーションを入れたりするのが特徴です。
使用するブラシはブラシの先が他の色と混ざるブラシを使用すると描きやすいです。
3.厚塗り
厚塗りはブラシの質感を残しつつ、色を塗り重ねていくのが特徴です。
線画と塗りレイヤーを一つにして塗っていくのが主流で、塗り重ねて混ざった色をスポイト機能で取りながら塗っていきます。
形を整えながら絵を完成させていくというのが厚塗りのイメージです!
使用するブラシは平筆などの質感があり、色が混ざりやすいブラシを使うのがおすすめです!
今回はブラシ塗りで使用した平筆で塗ったのでブラシの詳細は省きます。
4.水彩塗り
水彩塗りは透明感のある塗り方が特徴で、色をあまり混ぜすぎないようにして塗ります。
色を置いていくようなイメージで塗っていきましょう!
ブラシも質感を残せるものがおすすめで、メディバンペイントでダウンロードできるもこもこ水彩ブラシを使用するのが良いでしょう!
アナログで水彩にして色を塗って乾くと、中心より外側の方が濃い色になります。
水彩境界線という機能を使うともっと水彩っぽい表現ができるので試してみてください!
水彩境界線を設定したいレイヤーの歯車アイコンをクリックして「効果」を水彩境界にすると設定できます!
もこもこ水彩でテクスチャっぽく塗ったレイヤーを焼き込みで重ねたり、グラデーションレイヤーをオーバーレイで重ねたりするともっと良い感じになります。
5.最後に
塗り方によってイラストの印象は大きく変わってきます。
塗り方どうしよう…。
と悩んでいる方はアニメ塗りから手をつけてみるのがおすすめです。
アニメ塗りはブラシ塗りや厚塗りに応用できるのでまず試してみてから、他にどういう塗り方が自分に合っているのか、楽しいのか、模索してみてください!
(文・絵/重諭 shigehiro)
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