2023.02.14
iPad絵描き必見!ELECOM 着脱できるペーパーライクフィルム ケント紙タイプ TB-A20MFLNSPLL レビュー
こんにちは!メディバンペイントの企画/運用&たまにお絵描き担当もしている中の人4号と申します。
みなさんiPadは使ってますか?
我が家では現在メインのお絵描き道具として大活躍中です。
ということで、今回は
昨年2022年で1番買ってよかったお絵描きおすすめアイテム -iPad編-
を私の独断と偏見()で紹介したいと思います!
早速ですが今回紹介するのはこちら
ELECOM 着脱できるペーパーライクフィルム ケント紙タイプ TB-A20MFLNSPLL
以前Twitterで話題になっていたということもあり、次にペーパーライクフィルムを変える時はこれにするぞ!と決めていたのですが…
本気で期待以上でした!
「前から気になってた!」とか「初めて知った!」という方には特におすすめなお絵描きアイテムなのでぜひ参考にしてください!
Index
ペーパーライクフィルムって何?
スマホやiPadのディスプレイに貼る保護フィルムってありますよね。
ペーパーライクフィルムもその保護フィルムの一種です。
一般的な保護フィルムと違い、ペーパーライクフィルムは表面に特殊な加工がされていて、
スタイラスペンと合わせて使うことで、まるで本物の鉛筆で描いてるような描き味が得られます。
程よくひっかかりを感じる描き味が心地良い。
Apple Pencilと合わせての利用が特におすすめです。とても描きやすい。
ペーパーライクフィルムを貼ってみた
次にペーパーライクフィルムを実際に貼ったらどうなるかもお見せしていきますね。
まずはこちらがパッケージの内容物です。
①フィルム
②収納ケース
③説明書
保護フィルムといえば、通常はホコリ除去のシールや貼付用のシールなど、貼る前の準備グッズがたくさん入っているイメージがありますがこちらの商品はとてもシンプルです。
そしてこちらがペーパーライクフィルムを貼った状態。
ちなみに最初に側面側を合わせると綺麗に貼れます。
こんな感じ。
失敗しても貼り直せると思うとめちゃめちゃ気楽です。
補足:ビニール手袋や布手袋を所有してる人は付けた状態で貼ると指紋付着を避けられるので良いかも。
貼る前と貼った後の見た目の違いはこんな感じです。
ペーパーライクフィルムを外した時は付属の収納ケースにしっかり入れましょう。
対応しているiPadの機種は?
先ほどフィルムを貼り付けたiPadの機種はiPad Pro11インチ(第二世代)なのですが、
それ以外の機種にも多数対応しているようです。
【対応しているiPad】
IPad Pro 11インチ (第4世代)(2022年モデル) iPad Air (第5世代)(2022年モデル) iPad Pro 11インチ (第3世代)(2021年モデル) iPad Air (第4世代)(2020年モデル) iPad Pro 11インチ (第2世代)(2020年モデル) iPad Pro 11インチ (2018年モデル) |
※2023年2月8日現在調べ
ちなみに11インチ以外のサイズも販売しているので安心してくださいね。
この記事の最後にリンクを貼っておきます。
ELECOM 着脱できるペーパーライクフィルム ケント紙タイプの特徴
ここからはこちらのペーパーライクフィルムの特徴を紹介していきます。
▽アンチグレア
画面の反射防止として効果のあるアンチグレア加工が施されてます。
ペーパーライクフィルムを貼っていない状態と比べると、電灯の写り込みが柔らかくなっているのが分かりますね。
▽ブルーライトカット
ブルーライトがなんと30%もカット!慢性目疲れなので非常に嬉しい。
ブルーライト自体は視認できないので見た目の違いは分かりませんが、30%もカットしてくださっているんだなぁと思うと尊みを感じる。
▽紙のような描き心地
表面のペーパーテクスチャにより、アナログの鉛筆のような描き心地が得られます。
ちなみに表面のサリサリとした感触のトリコになる人も多いとか…(わたしだ)
▽ハードコート加工
Apple Pencilだと特にですが、固いペン先で何度も表面をなぞった時に傷ができるのではと気になっちゃうと方がいると思いますがご安心ください。
表面の傷を防止する「ハードコート加工」も施されています。
フィルム無しで描いた時のこんな傷ともおさらばです。
▽着脱式
他のペーパーライクフィルムと決定的に違うところ、それがこの「着脱式」であるということ。
着脱が可能なのでiPadのディスプレイ本来の光沢感とペーパーライクフィルム特有のザラザラ感を気軽に変更できるのがとにかくすばらしい。
ペーパーライクフィルムの吸着部分は「ナノサクション」という特殊素材が使われているとのこと。
表面にある無数の吸盤が真空になり吸着しているらしい。
絵描きの私には異次元の技術ですがとにかく素晴らしい素材だということは分かります。
ホコリやゴミが付きにくいのも特徴だとか。
ちなみに吸着力が弱くなった場合でも、吸盤を水で優しく水洗いしてあげると吸着力が戻ってくるようです。
吸盤は潰してしまうと吸着力が低下するとの事なので、取り付け/取り外しの際はなるべく触らないようにしましょうね。
優しさが大事。
▽パッケージ
最後にこちらの商品でもう1点気になったのはパッケージデザイン!
はい、エモい。
パッケージにイラストが起用されているペーパーライクフィルムってありそうなようであまり見かけませんよね。
従来のアート系パッケージと比べてイラストやマンガ方面のクリエイターさんが手を出しやすい、良い意味で気安いデザインだなと感じました。
もちろんアート系のパッケージも好きです?
メリットデメリット
続いて、皆さんが特に気になっているであろう
ELECOM 着脱できるペーパーライクフィルム ケント紙タイプのメリット/デメリット
に切り込んでいきたいと思います。
▽アンチグレアのメリット/デメリット
メリット
光の量が軽減されるので目の負担が軽減されます。
特に光に弱い人、眼精疲労持ちの人に強くおすすめ。
あとは自分の顔が映り込まないので不純物(!?)を見なくても良いなんていう意見も。笑
デメリット
半光沢のため、画面が若干白くなり色や明るさの見え方に影響が出てしまう。
ちなみにこんな感じです。
個人的には思ったほど気にならない程度の白みかなという体感です。
もし本来の色味で確認をしたい場合も、フィルム着脱できるので必要に応じて取り外すと良いかも。
▽ブルーライトカットのメリット/デメリット
メリット
ブルーライトはスマートフォンやタブレットなどのディスプレイから発される光に含まれるもので、浴びすぎる事で目疲れ/睡眠サイクルの乱れ/自律神経の乱れ、あとは一説によると片頭痛を誘発するとも言われています。デジタル絵描きの我らにとって天敵と言える存在ですね。
そんな天敵のブルーライトが30%カットされるということはかなりのメリットと言えるのではないかなと思います。
デメリット
思いつかない
▽表面のペーパーテクスチャのメリット/デメリット
メリット
まるで鉛筆で描いた時のようなほどよい引っかかりを感じる描き味で線画が描きやすい。
ペーパーライクフィルム+手ぶれ補正をかける事でペン入れの快適さがさらにアップ!
デメリット
鉛筆で描いたような質感を得られる反面、厚塗りのように描画回数が多めになる塗りは描き心地に変化を感じてしまうかも?
また、iPadのディスプレイ本来の光沢画面と比べるとペンの摩耗が増加します。
ただし、ペン先は遅かれ早かれ摩耗するものですし、Apple Pencilであればペン先の付け替えが可能なので、あまり重く受け止める必要はないかなと感じてます。
コスパも大事ですが絵を描く時の快適さもとても大事です。
▽ハードコート加工のメリット/デメリット
メリット
長く使うことを前提とした着脱式だからこそこの「傷付きづらさ」が最高のメリットです。
デメリット
思いつかない
▽着脱式のメリット/デメリット
メリット
いつでも着脱できるので気分に合わせてディスプレイのテクスチャーを変更できるのがメリット。
線画と塗りでテクスチャーを変えたいタイプなので特にありがたいと感じています。
「表面のペーパーテクスチャのメリット/デメリット」で挙げた色塗りのデメリットも、着脱可能な事で解決です。
デメリット
これは解決しようもないのですが、完全にホコリやゴミを避けることはできません。
いっそこれを期に部屋のホコリを一掃するというのも手かも?笑
まとめ
最後に今回のまとめをどうぞ。
◯着脱できるペーパーライクフィルムのおすすめなところ
・手描きの鉛筆みたいな描き味で線画がとにかく描きやすい!
・着脱できるのでツルツルとザラザラを気軽に変更可能!
・色んなiPadに対応!
・アンチグレアで目に優しい!
・ブルーライト30%カットで身体に優しい!
・ハードコート加工なので傷に強い!
・水洗いで吸着力復活!
・気安くて素敵なイラストパッケージ!
・サッと仕舞える収納ケース付き!
△着脱できるペーパーライクフィルムの気になるところ
・描画頻度高めの厚塗りする人は塗り心地が少し気になるかも。
・従来よりペン先が摩耗するかも。
・ディスプレイが若干白みがかる。
・ホコリは完全には回避できない。
以上です。
着脱式に限らず、ペーパーライクフィルムは本気で線画が快適になるので
iPad使いのみなさまにおすすめです。
少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
これからも使ってみて良かったり面白かったりしたお絵描きグッズを継続的にレビューしていきますので、引き続き見ていただけると嬉しいです。
それではまた。
商品リンク
【10.9/11インチ】
【12.9インチ】
【10.2インチ】
ダイジェスト動画を見る
YouTubeにて今回のレビューのダイジェスト動画を公開中!
(文・絵/メディバン中の人4号)
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「すべての絵描きのためのキーになる記事」をコンセプトにした絵描き向けメディア「えかきー」のライターとしての活動もはじめました。こちらもよろしくお願いします!
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twitter: https://twitter.com/ekakey_official
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