2023.03.06
かっこよさをプラス!目を光らせる方法 動画あり
試合中の女の子の絵が描けた!
もう少しかっこよくて迫力のあるシーンにしたいなぁ…
例えば目を光らせたり…
でもどうやったら光らせることができるんだろう…
今回は目を光らせる方法を、先ほどのイラストを使ってご紹介します!
Index
イラスト全体を暗くする
まずは、絵全体を暗くしていきます。
これは光っている目を強調させるために必要な工程です。
用意したイラストの上に新規レイヤーを追加します。
レイヤーブレンドを「乗算」に変更します。
不透明度を50%程度にします。
黒色を選んだら、『塗りつぶしツール』を選んで、キャンバス全体を塗りつぶします。
◀︎塗りつぶしツールのアイコン
塗りつぶしたところで、一度イラストを見てみましょう。
イラスト全体が薄暗くなりましたね!
これで、目を光らせるための土台が完成しました。
では、光らせる工程に入っていきましょう。
光らせる目の色を決める
先ほどのレイヤーの上に新規レイヤーを追加します。
レイヤーブレンドを「加算・発光」に変更します。
不透明度を70%程度にします。
好きな色を選びます。
ここで選んだ色が光る目の色になります。
光が映えるので、なるべく派手な色を選ぶのがおすすめです!
(画像では、黄色を選びました。)
目を塗る
色を選んだら、ブラシを『エアブラシ』にします。
ここで注意することは、ブラシサイズを大きくして塗ることです。
ブラシサイズが小さいまま塗ってしまうと、光り輝いているように見えず、色がくっきり浮いて不自然になってしまいます。
▲ブラシサイズが小さい状態で光を塗ったイラスト
ぼやっと光が広がっていることを意識して塗っていきましょう。
さて、これに気をつければあとはもう目の上に色を塗っていくだけです。
完成
瞳の位置に色を塗れば、光っている目の完成です!
前述したように全体を暗くしたことで目の光がしっかりと強調されてかっこよく仕上がりました!
ちょっとアレンジして目の色を左右で変えてみるのもいいですね!
光に動きをつける
目の光を塗り終えた後にブラシサイズを小さくして光の筋を描き加えると、光に動きが出ます。
この動きが出ることで、同時にキャラクターに躍動感を持たせることができます。
これは画像のように試合中のシーンや、戦闘シーンなど激しく動いている場面で活用できるテクニックです。
光の筋を細く描くのが難しい!という場合は、一度線を描いた後に透明色を選んで、線を削っていくといいかもしれません。
以上になります。少しでもイラスト制作の参考になれば幸いです!
みなさんも、キャラクターに躍動感が欲しい時、かっこよく迫力を出したい時などにこちらの方法をぜひ活用してみてください!
動画で工程を見る
(文・絵/さいどすろーぷ)
ART street:https://medibang.com/u/SideslopeMB/
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