人物や海のイラストなどに、水しぶきを入れられたらカッコいいですよね。

いざ描こうと思うと意外と難しいものです。

今回は、誰でも簡単に水しぶきを描く方法をご紹介します!

さらに和風のタッチは他のイラストにも応用できますので、知っておくと便利ですよ♪

 

1.集中線の法則

水しぶきを描く前にまずは、全てのイラストで意識するとぐっと画面が締まる、ある法則をご紹介します。

『集中線の法則』です。

漫画などに使われる「集中線」はどなたでも一度は見たことがあると思います。
読む人の目線を、強調したい部分に誘導する効果があります。

 

実は、この法則は輪郭線の無いイラストや絵画などにも使われています!

その場合は背景や、無空間の形などによりうまく集中線の効果を出しています。

「水しぶきを描きたいけど、どう描けばいいかわからない!」という人は、
この法則を基本に描いてみましょう。

水しぶきが集中線の役割もしてくれるので一石二鳥です。

 

 

2.イラストを用意

それでは本題に入りましょう。
人物や船など、水しぶきを描き込みたいイラストを用意します。
無ければ、画面の中央に向けて水しぶきを描くイメージで進めていきます。

 

 

3.ガイド線①

新規レイヤーに、ペンツールで図のように渦巻き状のガイド線を引きます。
わかりやすい色なら何色でもOK。
目立たせたい部分を支点にしてください。
2.のイラストを非表示にするか透明度を下げると作業がしやすいです。

 

 

4.ガイド線①を破線に

消しゴムツールで3.の線が破線になるように、ところどころ消していきます。
ポイントは、残った線の長さが均一にならないように。
水しぶきが始まる部分と終わる部分は図のようになります。


(わかりやすいように元のイラストを非表示にしています)

 

 

5.ガイド線②

新規レイヤーを置き、破線の下側に山なりのガイドを描いていきます。
終わりに向かって引っ張られているように意識すると◎。
こちらも長さやカーブの大きさが均一にならないようにしてください。

 

 

6.ガイド線③

さらに新規レイヤーに、今度は破線の上側に、下向きにカーブしたガイドを引きます。
今度は、破線の始まりに向けて引っ張られているように。
同じように、なるべく均一にならないようにしましょう。

 

 

7.玉を描く

水しぶきは、図のようにしずく型の集まりとなっています。
そのことを意識しながら、新規レイヤーを置き、ガイド線の周囲にペンツールで玉を散らします。
気持ち破線の終わりの方に多く集まっているようにしてください。


(ガイド線①非表示)

 

 

8.ブラシツールでなぞる

ここまでができたらほぼ完成です。
あとは新規レイヤーを置き、ブラシツールでなぞっていきます。
コツは、始まりの部分はシャープな線、終わりの部分は波打った線、を意識することです。
手をわざと震わせる気持ちで、ざっくりとなぞった方が自然に仕上がります。

 

和風タッチにするには、筆ブラシを使います。
同じく、書道家の手つきを思い浮かべながら、始まりの部分は一気に、終わりの部分は「トメ」「ハネ」を使い分けましょう。
筆圧にも強弱をつけると尚◎です!
こちらも偶然できた筆跡を残した方がより自然になります。


(画像は「筆(墨)」「平筆(ドライ)」を使っています)

 

いかがだったでしょうか。

作業に慣れてきたら、ガイド線は全て同じレイヤーに描いても大丈夫です。
もっと慣れてくれば、フリーハンドで描けるようにもなりますよ♪

いろいろなシーンに応用して、自分だけのイラストを描いてみてください!