「デフォルメキャラの表情をもっといい感じにしたい…」そんな時ありませんか?
今回はそんな表情を描くときに私が使っているテクニックをご紹介します。
参考になれば幸いです。

比較のために、まずは普通に描いてみます。

「喜び」「怒り」「泣き」「驚き」の4つを描いてみました。
目や口、まゆげ以外のパーツは全く同じです。
これでも全然悪くはありませんが、これをより強調していきたいと思います。

漫符を使ってみる

漫符(まんぷ)とは、漫画などでよく使われるアイコン(汗や、怒りのマーク等)のことです。
コミカルな表現になり、感情をわかりやすく伝えられます。

顔がなくても、漫符があるだけで感情が伝わるほどに強力なものです。
活用していきましょう!

ポージング(仕草)をさせる

感情に合わせたポージング、仕草をさせてみましょう。
例えば笑うときにこんなポーズをする人は普通いませんよね。

面白いですけどね。

今回は「感情」を見る人へより伝えるために、適切なポーズをさせます。

では笑っているときにする動作を考えてみましょう。
おなかを抱える、肩を揺らす、などですかね。

どうでしょうか、笑っている感じが最初に描いたものよりも伝わって来ませんか?

考えるコツとしては、実際に自分が笑っているときにどうしているか思い出したり、他の人が笑っているのをよく観察してみるといいでしょう。
他の表情でも同様です。
キャラの性格とシチュエーションによって笑い方も変わってくるので、合ったものを選びましょう。
(今回は右下のものを採用しました。)

キャラのパーツを活かした表現を考える

キャラのパーツを感情表現に使うのはとてもアリ!
そのキャラの体の一部のように動かしてあげると、より感情が豊かになります。

例えば「怒り」「泣き」はこんな感じにします。

「怒り」はリボンや髪を尖らせて角のようにして、より怒った感じを出してみました。
「泣き」はリボンをしおらせたり、涙をぬぐう仕草をさせたりして泣いてる感を強くしてみました。

さて、残るは「驚き」ですが、デフォルメキャラが驚くときは「そうはならないだろ!」となるようなものの方が面白くていいと思います。
例えばこのキャラなら、驚いた表情を描くときにリボンとポニーテールが驚きのあまり頭からはなれちゃうとか。

いろいろ考えてみたりするのもいいでしょう。
ギャグマンガにありがちな「目が飛び出る」などもその代表例ですね。

描く

これで4つの表情ができました!
それではこれを下書きに清書してみましょう。

「レイヤー属性」を開き、「下書きレイヤー」にチェックをいれます。
こうすることで、下書きレイヤーを表示したままでもバケツツールを使うときに下書きレイヤーの線を無視して塗りつぶしてくれるし、画像として書き出す際にも下書きレイヤーは表示されません、とても便利!

そして私は下書きに8bitレイヤーを使っていますので、カラーレイヤーから変換するために、「レイヤー」→「変換」→「8bitレイヤーに変換」で変換します。
(もう8bitレイヤーだよという方や、普通のカラーレイヤーで描くよという方は気にしなくて大丈夫です)

そして線の色を任意の見やすい色に変えて下書き準備OK!

線画を描きます。

デフォルメキャラなのでシンプルな線で。

最後に色を塗って漫符を足せば完成!


いい感じ!

残り3つの表情も同じように描いていきます。

できあがり

以上で完成です!
より感情豊かになったのではないでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか。
キャラの性格や、感情の大きさ・種類に応じて描き分けられるようになればベスト!
表情豊かなキャラのイラストは、チャットのスタンプを作る時でも活用できますのでぜひ色んな表情を描いて練習してみてくださいね。

(文・絵/つかさん)
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