バレンタインのチョコや、クリスマスのプレゼントを可愛くデコレーションする「リボン」。
キャラクターのアクセサリーとして使えば、華やかで可愛い印象にすることができます。

今回は、そんなリボンの描き方をご紹介します。

ポイントを押さえるととても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

1.基本のリボンの描き方

まずは、基本のリボンの描き方をご紹介します。

1-1.簡単な描き方

リボンを描くときは、まず中心の結び目の部分を描き、その後左右のループ部分を描きます。
そして、最後に結び目の横に涙目型のしわを描くと完成です。


今回はかなり線を太くして描いていますが、イラストに合わせて線の太さやタッチをアレンジしてくださいね。

こういった足のないシンプルな形は、ヘアゴムやアクセサリーのモチーフにも使えます。
背景や模様に使用するときは、さらにシンプルな形にしてみてもいいかもしれませんね。

 

 

1-2.リアルな描き方

イラストや漫画の中で「リアルにリボンを描きたい」というときは、立体感を意識して描いていきます。
立体感を出すときに意識したいポイントは、「線」と「影」の描き方です。

シンプルな描き方では線も影も大きくデフォルメしていますが、リアルに描くときは詳細に描き込んでいきます。

 
①結び目は、上下に引っ張られているので縦にしわが入ります。
(リボンの生地にハリがあるものや厚めの生地を使ったもの、強く結ばれていない結び目など、しわが入らない場合もあります。)

しわを描く場合は、上下のラインもしわにあわせて少し凸凹させてあげるといいでしょう。

 
②左右のループを描くときは、線の強弱をつけてふんわり感を出していきます。
角のあたりは強く、膨らみの部分にかけて線を弱くしていくと、ふっくらとした印象に仕上げることができます。

 
③しわを描くときも、実物や写真を参考にしっかり描き込んでいきます。

ループのしわは、布を上下から押したことでくしゃっと寄った状態です。

下の図のように横から見るとわかりやすいのですが、盛り上がっている「山」の部分と凹んでいる「谷」部分ができています。

この「谷」の部分に影が落ちていると考えると、描きやすくなります。

 
④最後に、細かい部分の影なども描き込んで完成です。

 

 

2.足つきリボンの描き方

足つきのリボンは、基本のリボンより華やかさがアップします。

では、足つきリボンの描き方について見ていきましょう。

2-1.シンプルな足つきリボン

シンプルに描くときは、足はリボンの下に入れるときれいに見えます。
全体をとおして、リボンの太さにばらつきが出ないよう気をつけて描いていきます。

 

 

2-2.リアルな足つきリボンの描き方

リアルに描くときは、基本のリボンのときと同じく「線」と「影」を詳細に書くことがポイントです。

まず最初に、基本のリボンのすぐ下にくる足に影をつけ、その後に光源に合わせた影をつけていきます。

線のタッチや影の描写の細かさは、絵柄に合わせてデフォルメ具合を調整しましょう。

 

 

3.リボンの向きを変えたい場合

リボンの向きを変えたい場合は、変形ツールを使用すると便利です。

まずアウトラインとしわを描き、【変形ツール>自由変形>パース補正】で向きを変えていきます。

 

その後、結び目の部分などを調整し、影や色をつけていきましょう。

結び目は正面から見ると四角く見えますが、その部分だけを横から見ると「円柱を横にして圧縮したような形」をしています。
そのため、少し横の角度になると、両端の縦のラインが弧を描きます。

左横・右横から見たリボンを描くときは、変形ツールで変形させたあと、まずこの部分を調整してからほかの部分も整えていくと描きやすいでしょう。