2020.05.08
トーン(色調)を使いこなしちゃおう!〜その2〜
Index
はじめに
前回に続き、今回は下記一覧の(5)〜(12)のトーンについて紹介したいと思います。
また、実際にどういった使い分けが出来るかといったことにも触れていきます。
中彩度のトーン
これから紹介する(5)〜(8)は中彩度に属するトーンです。
一覧(5)のlight(ライト)は、「浅い、澄んだ、子供っぽい、爽やかな、楽しい」といったイメージを持つトーン
一覧(6)のsoft light(ソフトライト)は、「柔らかな、穏やかな、ぼんやりとした」といったイメージを持つトーン
(5)と(6)はどちらも優しいイメージのトーンですが、明度の高いトーンの集まりの方が軽やかさが出るようになります。
その為、ライトトーンの方が軽さが出て、澄んだ・爽やかなといった印象になります。
一覧(7)のdull(ダル)は、「鈍い、くすんだ、中間色的」といったイメージを持つトーン
一覧(8)のdark(ダーク)は、「暗い、大人っぽい、丈夫な、円熟した」といったイメージを持つトーン
これらのトーンを使った例を紹介します。
例えば、同じボトルでもダークトーンで描かれたものはビールやワインでも入っていそうな大人向け飲み物のパッケージに、ライトトーンで描かれたものはジュースやサイダーなど子供向け飲み物のパッケージとして使用することで、より思い描いたイメージを伝えることができます。
高彩度のトーン
これから紹介する(9)〜(12)は高彩度に属するトーンです。
一覧(9)のbright(ブライト)は、「明るい、健康的な、陽気な、華やかな」といったイメージを持つトーン
一覧(10)のstrong(ストロング)は、「強い、くどい、動的な、情熱的な」といったイメージを持つトーン
一覧(11)のdeep(ディープ)は、「深い、濃い、充実した、伝統的な、和風の」といったイメージを持つトーン
一覧(12)のvivid(ビビッド)は、「冴えた、鮮やかな、派手な、目立つ、いきいきした」といったイメージを持つトーン
トーンを使って性格を表現することも出来ます。
例えば、ダークトーンで描かれたキャラクターは大人っぽく暗そうな印象に、ソフトライトトーンで描かれたキャラクターは穏やかで優しそうな印象を与えます。
さらに、ストロングトーンで描かれたキャラクターは強くて情熱的な印象になるので、これだけでも3人の性格や特徴を表すことが出来ます。
また、オリンピックなどスポーツに関連する漫画やポスターなどの色合いには上記4種類の高彩度に位置するトーンがオススメです。
というのも高彩度のトーンは元気で明るい印象を与えることが出来るからです。
以上でトーンの紹介は終わりです。
さっそく今日から使ってみてくださいね!
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