唐傘、番傘、蛇の目傘…和傘は意外と使う機会の多いアイテムです。
しかしいざ描こうと思うと難しいものですよね。

今回は集中線定規を使った和傘の描き方をご紹介します!

応用しやすいように、少し下からのぞいた角度の和傘を描いていきます。
(以下、アイコンの配置などはipad版です)

 

1.下書き

①楕円を描く

まずは下書きをしていきましょう。
キャンバスにお好みのサイズで楕円を描いてください。
楕円を描くのが難しいときは、下に和傘の写真画像などを置いてなぞるようにすると、後の作業も進めやすいですよ。

 

②点Aを決める

楕円の幅の中心、上辺近くに点Aを決めます。

 

③骨組みを描く

骨組みを描いていきます。
楕円から点Aに向けて、ぐるりと線を引きましょう。

線の本数は何本でもかまいません。
線の間隔は、楕円の中央が一番広く、楕円の端が一番狭いようにしてください。
はじめに印を打っておくと描きやすいです。

 

④小円を描く

楕円の内側に、小さめの楕円を描きます。
両方の楕円の中心がそろうようにしてください。
※大きな円は横長ですが、小さい円は横幅の比率を少し小さめにするのがポイントです!

 

⑤点Bを決める

点Aの垂直線上に、点Bを置きます。
小円より下のだいたいの位置で大丈夫です。

 

⑥小円から内側の骨を描く

内側にも骨を描いていきましょう。
同じように点Bに向かって小円から線を引いていきます。
今回も円の中心は幅広、端に向かって狭くなるように間隔をとっていきましょう。

 

⑦垂直線を引く

最後に点Aから垂直線を引いて下書きは完成。
長さは適当で大丈夫です。

 

2.ペン入れ

①柄(え)を描く

準備が整ったところで、ペン入れをしていきます。
最後に描いた下書きの垂直線をなぞるように線を引いてください。
「矩形ツール」で細い長方形を描いた後、微調整すると手早くできます。

 

②骨組みを描く

新規レイヤーに、骨組みを描いていきます。
「定規メニュー」を開き、「集中線」定規を選択します。
「定規の位置を調整する」を押し、点Aをクリックしましょう。
すると点Aを中心とした集中線のガイドが表示されるので、下書きの骨組みをなぞるように描画していきましょう!
円の外から内側に向けて引くと、きれいな直線を引くことができます。

※画像はわかりやすいように小円の下書きを非表示にしています。

 

③楕円を描く

次に最初に描いた楕円の下書きをなぞりましょう。
和傘は本体が和紙でできていますので、フリーハンドでなぞったほうがリアルな仕上がりになります。
骨組みと重なってしまった部分は「消しゴムツール」で消してください。

 

④内側の骨組みを描く

新規レイヤーを作ります。
同じ手順で小円をなぞり、点Bを集中線定規の中心に設定して、内側の骨組みを描きます。
小円は木枠なので、「楕円ツール」を使って2重の円を描いた方がそれらしいですね。

※図のように、適宜 作業中以外のレイヤーの表示・非表示を切り替えながら描きやすいようにして描いてください。

 

⑤細かな部分を描き込む

内側の骨組みがどのパーツよりも上になります。
重なっている他のパーツを「消しゴムツール」で消し、必要に応じて細かなパーツを描き込んでください。
これで和傘の完成です!

 

3.まとめ

和傘は意外といろいろなイラストで使える素材ですよ。
特に和風の人物イラストにもってこいですね!
何度か描けば写真画像を参考にしなくても下書きできるようになるので、頑張って描いてみてくださいね。