年齢と共に渋さが増すイケオジを描きたいけれど、どんな風に描いたらいいのかわからない。
そんなときは、若い人とおじさんとの違いをチェックするのがおすすめです。

ここでは、どの部分を変えるとおじさんらしくなるのか、before・afterのように若いキャラクターをおじさんに変化させながら、「おじさんを描く6つのコツ」をご紹介していきたいと思います。

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※カラーでは変化させていきにくいので、一旦モノクロに変えて進めていきたいと思います。

1.【おじさんを描くコツその①】目元のたるみやシワを描く

キャラクターの年齢をアップさせるときに、まず注目したいのが「目元」です。
目元が変わると、キャラクターの印象が大きく変わります。

おじさんの目元を描くときのコツとしては、
・まぶたのたるみを描く
・目の上のくぼみを描く
・目を細くする
・下まぶたのたるみを描く
といったことが挙げられます。

では、順番に目元を変えていきながら、印象の変化をみていきましょう。

◆まぶたのたるみを描く

年齢を重ねると、まぶたがたるんできます。
そこで、弧を描いている上まぶたをやや平坦に少し目にかぶるように変えていきます。

ここでは、選択範囲で目の上側を選択し、メッシュ変形を使ってまぶたを平坦にしていきます。


右目と同様に、左目も変えていきます。

◆目の上のくぼみを描く

まぶたを平坦にしたら、今度は目のくぼみを描いていきます。
年齢を重ねると、目の上のハリが少なくなるので目の上側がくぼみやすくなります。

くぼみを描いた状態が、こちらです。

◆目を細くする

ぱっちりした丸い目だと、若々しくキラキラした目元になりがちです。
そこで、中年男性を描くときは、目をやや細くします。

ここでは、先ほどの工程で目の上のくぼみを描くのと同時に、目を細くしています。

瞳が大きいままだとバランスがうまく取れないので、拡大縮小ツールで瞳の大きさも調整しています。

最初の絵と比べると、少し目が細くなっているのがわかるかと思います。

◆下まぶたのたるみを描く

年齢を重ねると、下まぶたのハリが少なくなってたるみやすくなります。


ここでは、たるみによってできるシワを描いていきます。

これで目元の調整は完了です。

2.【おじさんを描くコツその②】頬骨の線を描く

キャラクターの体型や好みによるのですが、痩せ型〜普通体型の人の場合、頬骨を描くと年齢感を出すことができます。

頬骨だけでなく頬の縦ラインをいれるやり方もありますが、ここでは頬骨のラインだけを軽く入れています。

頬がこけていることを表現したいので、頬骨のラインに加え影も少し調整しています。

3.【おじさんを描くコツその③】輪郭をシャープにする

中年以降の男性を描く場合、できるだけ丸みを落としてシャープにしておくと、よりおじさんらしく見えます。

太ったおじさんを描く場合は、頬の部分を少したるませると年齢感を出しやすくなります。

4.【おじさんを描くコツその④】口元のシワを描く

年齢を表す記号としてよく使われるのが、ほうれい線です。
ほうれい線を描くだけでも年齢を表すことができますが、あまりしっかり描いてしまうとおじいさんのようになってしまうこともあります。

中年男性の場合、笑ったときなどに口角のところに少しだけ描くぐらいでOKです。

5.【おじさんを描くコツその⑤】首、手、腕に筋っぽさや骨っぽさをプラスする

顔の部分ができたら、今度は首の部分を変えていきます。
首や手、腕に骨っぽいゴツゴツした感じや筋っぽさをプラスすると、より中年らしさを出すことができます。

6.【おじさんを描くコツその⑥】髪型を変える・小物をプラスする

もっとおじさんらしさをプラスしたいという場合、髪型を変えたり、メガネやタバコ、お酒などの小物をプラスするという方法があります。
知的なタイプにはメガネ、色気や男性らしさを出したいときはタバコ、お酒などをプラスするのがおすすめです。
今回は、まず最初に髪色をグレーヘアにしてみました。

さらに、メガネをプラスしてみます。

別の髪型でも、メガネや髭をプラスしてみましょう。


もう一度カラーでも比較してみます。
最初の絵と比べると、年齢感を出すことができたのではないでしょうか。

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7.まとめ

おじさんを描くときは、どの部分が若い人と違うのかを押さえながら描くと描きやすくなります。
今回ご紹介した6つのコツを参考に、ぜひおじさんのイラストにチャレンジしてみてくださいね。

(文・絵/sakaki)