2021.08.14
変形で衣装に!テクスチャーの活用テクニック!
公式の素材を作品に活かす方法をご紹介します!
今回はメディバンペイントのクラウド素材から、【点々しずく】と【フェンス】を使用します。
※クラウド素材を使用するには、ユーザー登録とログインが必要です。
メッシュ変形で形を変えることでいろいろな用途に使うことができます。
例えば、キャラクターの衣装など。
まず素材を『クラウドからダウンロード』し、キャンバスに貼り付けます。
レイヤーを複製して、90度回転し交差させます。
レイヤーを統合して、網状の素材として使用します。
では、メッシュ変形で形を変えてみましょう。
メッシュ変形では、まず最初に分割数を決めます。
慣れないうちは少ない数で試してみましょう。
頂点(小さい□マーク)を移動して形を変えます。
3~4分割くらいになると、なめらかな立体を作りやすくなります
作品に使用する際は、エアブラシで影をつけたり、
白でハイライトを乗せたりします。
また、『レイヤーを複製→ガウスぼかし』で線を太く強調することもできます。
影をつけるときのコツは、網の目が狭い部分を中心に暗くするとよいです。
【フェンス】も使い方は同じです。
描画倍率は最小(10%)がよいでしょう。
フェンスはこのまま網タイツを描く際にも使えます。
変形の精度は重要ではなく、輪郭と影が描けていれば、雑な変形でも違和感はありません。
では、衣装の作成に入ります。
今回はゴス系のヘッドドレス、レースグローブなどを作ります。
まずは、ヘッドドレスのベースです。
形のイメージはリボンが巻き付いた感じでしょうか。
【点々しずく】の丸めた網をいくつか組み合わせます。
それっぽい感じになればOKとします。
ハイライトは、『レイヤーの不透明度を保護』してホワイトを乗せるか、
新レイヤーをクリッピングして描く方法もあります。
網を少し加えて、それっぽくなったら次の工程へ。
かなり矛盾のある形状ですが、仕上げでごまかせます。
奥側の部分にぼかしをかけて、立体感を強調します。
キャラクターにかぶせてみます。
さらにそれらしき装飾を乗せて雰囲気を出します。
残るは、手と背景です。
胸元と手袋はフェンスを使用しました。
変形も最小限で雑ですが、影を乗せればあまり違和感はありません。
仕上げを経て完成です。
網状の素材は、変形が精確でなくても気にならない上に、
立体感を出すのが容易で、気楽に使えるので気に入っています。
是非、試してみてください。
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クリエイターランク特典
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「イラストお仕事紹介」作品
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「Tow Tateoka」
ART street
作品集はこちら:https://medibang.com/u/towtateoka/
インタビューはこちら:https://medibang.com/page/interview/TowTateoka009/
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