前を向いたキャラクターは描けるけど、後ろ向きのキャラクターは難しい…
そんな苦手意識はありませんか?

でもそんなに難しく考える必要はありません。
基本的な考え方は普通の立ち絵と同じです。

今回は、振り向いた姿を描くときに大切なポイントをご紹介します。

★等身を意識する。
1つめは、体の基本的なバランスを意識することです。
著者は7等身のキャラクターを描くことが多いですが、2等身のミニキャラや、8等身の背の高いキャラクターの場合でも「全体のバランスを知ること」が大切です。
自分がよく描くキャラクターに合わせて参考にしてみてください。

①等身

体を描くとき、著者が意識しているのは次の4つです。

(1)頭と胸下までの長さが同じくらい
(2)ヒジとヘソの高さが同じくらい
(3)ヒザは足の真ん中くらい
(4)上半身と下半身の長さが同じくらい

★立体を意識する。
自分で後ろを振り向いてみてください。
体が少しななめにかたむいたのがわかりますか?
振り向いたイラストを描くときには、かたむいた箱をイメージすると立体感のある体を描くことができます。
頭の中で箱をかたむけるのが難しければ、実際にお菓子の空箱を用意してみましょう。

②立体感

この2つのポイントを意識して、実際にイラストを描いてみます。

③ラフ

先ほど紹介した、

・頭と胸下までの長さが同じくらい
・ヒザは足の真ん中くらい
・上半身と下半身の長さが同じくらい
・かたむいた箱を想像して体を描く

のポイントを意識して描いています。

体のバランスが難しいときは、等身の線を引いたり、立ち絵を隣に並べたりしてみましょう。
また、体の立体感を見やすくするため、腕は最後に描きます。

④腕

・ヒジとヘソの高さが同じくらい
を意識してうでを描きました。
体がななめになっているので、むこう側の肩がかくれるのがポイントです。

⑤下描き

⑥下描き

ラフを元にキャラクターのデザインを描きます。
服を着せる感じでどんどん描き込んでいきましょう。

⑦完成

最後に、線画の清書、色塗りをして完成です。

「うらやましいだろ、絶対にあげないよ。」と言わんばかりの挑発的な振り向き姿。
魅力的なイラストになったのではないでしょうか?

今回の記事を参考に、皆さんも素敵な振り向き姿を描いてみてくださいね!

(文・絵/梅沢かな)
Twitter 梅沢かな(@hijiki39bomb)