筆文字風のイラストを描いてみよう

突然ですが、筆文字ってかっこいいですよね。
今回は筆文字風のイラストを描く際のポイントを、描く際に便利なブラシと併せて紹介したいと思います。
参考になれば幸いです。

オススメのブラシ

まずは描くうえでオススメのブラシをご紹介します。
これらは、クラウドブラシとしてダウンロードできるものです。

●メインの線向けのブラシ

特に「筆(墨)3」は、パラメータを変えると印象が大きく変わる面白いブラシですので、いろいろ試してみるのもいいでしょう。

●ディテール用ブラシ

メインで描いた線に、ディテールを加えるために使うブラシです。
筆で描いた感じをより出すために使います。

では実際に描いていきましょう。

アタリを描く

ざっくりとアタリを描きます。
これは普通のブラシでもOKです。

メインの線を描く

アタリをもとに、筆のブラシで太く描いていきます。
平坦な線より、始まりと終わりの強弱がハッキリとした線を意識するとよりよくなります。
書き順を意識しながら、全体のシルエットの形を意識するのがポイントです。

ディテールを加える

メインの線ができたら、ディテールを加えていきます。
「筆(墨)4」でにじみを表現したり、「かすれ筆(墨)」でかすれを表現していきます。
実際の筆の動きをイメージしながら描いていくのがコツです。

最後にしぶきも加えていきます。
全体的に撒くように描きすぎるとむしろ汚く見えてしまうので、要所要所にパラパラと撒くように描くのがオススメです。

わかりやすいように、しぶきの部分を赤くしています。

できあがり

以上で完成です！

使用例

できた筆文字は、こんな感じでイラストに活用しましょう。
背景はモチロン、漫画の必殺技の演出などにも応用できますね。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
筆文字風のイラストを描くのはとても楽しいので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
いい作品を書いちゃいましょう！

（文・絵／つかさん）
Twitter:https://twitter.com/Tsukasan0823