アンチエイリアシングについて

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デジタル画像はピクセルという小さな点の集まりで表現されています。そのため、ピクセルより細かい表現はできません。

ここで、20 * 20 ピクセルの小さなキャンバスに、黒で塗りつぶされた円を描いてみると次のようになります。

ジャギジャギした円の画像
図. ジャギジャギした円の画像

このように、円を黒一色だけで表そうとすると、円の周りがギザギザになってしまいます。

それでは、このピクセルは 「半分ぐらい覆われている」 ので、灰色にする・・・このピクセルは「1/4だけ覆われている」ので、薄い灰色にする・・・というように、覆われている面積に応じてピクセルの色を調整して描画するとどのようになるでしょうか。

本来どれだけ覆っているか、に応じて色の濃さを変えると?
図. 本来どれだけ覆っているか、に応じて色の濃さを変えると?

このように、先程の黒一色よりかなり綺麗な円が描けます。

アンチエイリアシング処理した小さな円
図. アンチエイリアシング処理した小さな円

この処理をアンチエイリアシングといいます。

より詳しく技術を知りたい方は、「2Dグラフィックスのしくみ」 (著: FireAlpaca開発チーム) を参照ください。

この記事はアンチエイリアシングって何?を元に作られています。