メディバンペイントPro(MediBang Paint Pro)の使い方を説明します。

今回は、ラクにはみ出さずに塗る方法について説明します。

 

1 レイヤー機能を使う方法

レイヤーの機能を利用すると、線画からはみ出さずに色を塗ることができます。

a.)透明度を保護

レイヤーウィンドウにある「透明度を保護」にチェックを入れると、透明な部分が保護され、そのレイヤーで描画されている部分以外には、描画できなくなります。
「透明度を保護」は、レイヤー1枚ごとに設定できます。

透明度保護

 

(例)ねこを描いたレイヤーの「透明度を保護」すると、そのレイヤーはねこの上以外には描画できなくなります。

13透明度を保護例

b.)クリッピング

「クリッピング」を設定すると、設定したレイヤーの1つ下のレイヤーに描画されている範囲内にしか描画できなくなります。

クリッピング

この画像の場合、レイヤー2レイヤー1のねこが描画されている部分にのみ、描くことができます。
色塗りのとき、「下塗り」をしたレイヤーにクリッピングすると、影をつけやすくなります。

2 選択ツール

あらかじめ色を塗る範囲を選択しておくと、はみ出さずに素早く色を塗ることができます。
ここでは様々な範囲の選択方法を紹介します。

選択ツールは、「矩形」「楕円」「多角形」の形に範囲を選択することができます。
他にも、フリーハンドで選択範囲を指定できる投げなわツール、選択範囲をワンクリックで自動的に指定する自動選択ツール、ペンで塗ることで選択範囲を指定できる選択ペンツールがあります。

(1)範囲を自動選択する

自動選択ツールは、境界線の内側部分をクリックすると、自動で選択範囲を指定するツールです。

参照拡張

選択した範囲を拡張することもできます。拡張幅は−32~32pixelから選べます。
また、「キャンバス」「レイヤー」のいずれかを参照先に選べます。

 

(2)選択範囲をペンで描く

選択ペンツール・選択消しツールを利用すれば、手描きで選択範囲を指定できます。
選択ペンツールは塗った場所がそのまま選択範囲となるので、投げなわツールと違って囲む必要がなく、

細かいところを指定するときに便利です。
選択消しツールは、選択ペンツール以外で指定した選択範囲も消すことができます。

 

(3)レイヤーから選択範囲を作成する

レイヤーから選択範囲を作成する場合、「不透明度」「輝度」のどちらを参照して作成するかを選べます。

不透明度輝度

不透明度は元になったレイヤーに描かれていた絵の不透明度から選択範囲を作成します。
元絵の不透明度が選択範囲に反映されます。

輝度は元になったレイヤーに描かれていた絵の明るさから選択範囲を作成します。
明るい色ほど選択範囲は薄くなり、暗い色ほど選択範囲は濃くなります。

 

(4)選択範囲を拡張・収縮

指定した選択範囲を拡張・収縮することも可能です。
範囲を選択した状態で、メニューの「選択範囲」>「拡張」もしくは「収縮」を選んでください。

拡張縮小

 

どちらもウィンドウが表示されるので、拡張・収縮したいpixel数を入力して「OK」をクリックしてください。

拡張

 

(5)選択範囲を反転・解除

選択範囲選択範囲外を反転させるには、選択範囲を指定した状態でメニューの「選択範囲」>「反転」を選択してください。
また、選択範囲を解除したい場合は、その上の「解除」を選択してください。

解除反転