2015.11.30
【PC】文字の入れ方
メディバンペイントPro（MediBang Paint Pro）の使い方を説明します。
今回は、文字を入れる方法について説明します。
Index
テキストツールとは
テキストツールを使うと、キーボードからテキスト(文字)を入力することができます。
テキストツールを使って文字を入力すると、テキストごとにレイヤーが作成されます。このレイヤーのことを「テキストレイヤー」といいます。
テキストレイヤーは文字のデータが保持された特殊なレイヤーです。mdp形式で保存すると、テキストレイヤーとして保存されるので、保存しても、テキストの再編集をすることができます。
テキストレイヤーは特殊なレイヤーなので、同じレイヤーに線を描いたり、色を塗ったり、別の文字列を打ち込んだり、変形したりすることはできません。テキストに線を描いたり、変形したりしたい場合は「ラスタライズ」が必要になります。
テキストレイヤーをラスタライズした場合は、ブラシで文字を描いた場合と同様に通常の画像となります。そのため、テキストボックスを使用しての再編集はできなくなります。
テキストの入力方法
①ツールバーからテキストツールを選択します。
②位置を指定します。
文字を入れたい場所をクリックします。
すると、テキスト編集ウィンドウが表示されます。
③入れたい文字を入力します。
④テキストを編集します。
テキスト編集ボックスからフォントの種類やテキストの大きさ、色などの詳細な編集ができます。
＜テキスト編集ボックスの各名称および機能＞
A クラウドテキストを使用する
チェックボックスにチェックを入れると、メディバンが配信しているマンガ用フォントが使用できます。
フォントの種類が見たい方はこちらから詳細に見ることができます。
チェックボックスのチェックを外すと、ご自身のパソコンに入っているフォントが使用できます。
B フォント名
フォントの種類を選択できます。
C 文字サイズ
文字の大きさを選択できます。
・文字サイズの数値の選択方法は以下の３つがあります。
ア 
をクリックしてリストの中から選択する方法
イ 半角数字を直接入力して数値を選択する方法
ウ 
をクリックして調整する方法
・大きさの単位は、pt(ポイント)、pixel(ピクセル)の2種類から選ぶことができます。
・文字サイズの上限は128ptになります。
D アンチエイリアシング
アンチエイリアシング（スムージング）を有効にするか、無効にするかを選べます。
→ アンチエイリアシングが有効な状態です。
→ アンチエイリアシングが無効な状態です。
E 文字間隔
文字と文字の間の幅を調整することができます。
＜文字間隔が0の場合と5の場合の比較＞
F 行間隔
改行した場合の行と行の間の幅を調整することができます。
＜行間隔が0の場合と5の場合の比較＞
G 水平方向の配置
２行以上ある場合の文字の配置を「先頭で揃える」、「中央で揃える」、「末尾で揃える」から選択できます。
＜先頭で揃えると中央で揃えると末尾で揃えるの比較＞
H 太字
チェックを入れると太字にできます。
＜通常と太字の比較＞
I 斜字
チェックを入れると斜字にできます。
＜通常と斜字の比較＞
J 縦書き
チェックを入れると縦書きにできます。
「！」などの感嘆符も自動的に縦書きになります。
K 文字色
文字の色を選択できます。
L ふち幅・ふち色
文字にふちをつけることができます。
＜通常とふちありの比較＞
M 回転
文字を回転することができます。
＜通常と回転（45度）の比較＞
入力したテキストを修正する
テキストを修正する方法としては以下の２つの方法があります。
方法①テキストツールを選択した状態で文字の部分をダブルクリック
方法②レイヤーウィンドウのテキストレイヤーをダブルクリック
いずれかの方法により、再びテキスト編集ボックスが開き、修正することができるようになります。
テキストの位置を移動する
テキストツールを選択した状態で、入力した文字の上でマウスの左ボタンを押し、ドラッグすることでと移動できます。
▼その他、ラスタライズ後にテキストを編集する場合についてはこちらの記事をご覧ください。
【PC】文字を変形する・グラデーションをかける
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