2020.07.31
自由変形ツールを使って遠近感を表現しよう
遠近法とは、簡単に言うと近い物は大きく、遠い物は小さく描写することで距離感を表現する技法のことです。
今回は変形機能の一つ、「自由変形」を使ってイラストに遠近感をつける方法をご紹介します。
自由変形の使い方
「選択範囲」タブの「変形」を選択し、キャンバス下部に表示されたメニュー内の「自由変形」にチェックを入れることで自由変形ができるようになります。
自由変形は選択した角のみを自由に変形することができます。
また、角と角の間の四角を動かすことで対応する辺全てを変形できます。
自由変形で遠近感をつける
それでは実際にこの機能を使ってみましょう。
近い物は大きく、遠い物は小さくの法則に則り、近くにしたい方の角を広げる、または遠くにしたい方の角を狭めることで遠近感をつけることができます。
なお、遠近感をつけるための変形を行うときは、「自動変形」横の「パース補正」にもチェックを入れるとより自然に拡大・縮小をすることができます。
この方法はテキスト(変形できるようカラーレイヤーに変更する必要あり)や背景などあらゆるものに適用することができます。
自由変形で遠近感をつけたテキスト、背景を組み合わせるとこのように奥行きのあるイラストになります。
いかがでしたでしょうか。
変形ツールを使いこなすことでフリーハンドでは難しい技法も簡単に挑戦することができます。
ぜひご参考ください。
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