今回は制服や仕事の場面で登場する機会の多い、スーツやジャケットの描き方をご紹介します!
一般的なスーツは襟の部分が難しいですよね。
いろんなアングルから描くにはどうしたら?そんなお悩みにお答えします!

1.人物イラストを用意

それではまずスタンダードな立ち姿からいきましょう。
今回は画像のような平均的な体型の男性イラストを用意しました。

バランスよく人物を描くために、いろいろなページが参考になります。

【男子編】制服の描き方【いろいろな制服を描いてみよう】

画像ではわかりやすくするために元の人物図をあらかじめペン入れしてあります。
本来は、すべて下書きしたうえでペン入れしてください。

 

2.襟を下書きする

まず、新規レイヤーを置いてください。
新規カラーレイヤーはレイヤーウィンドウの下に並んだボタンから作ることができます。

もしくは、メニューの中の「レイヤー」から、「追加」を選択することでも新規カラーレイヤーを作れます。

新規レイヤーができたら、鉛筆など下書きに適したブラシを使い、人物の胸下あたりに点の印を描いてください。
これが襟の重なる点になります。
位置は大まかで大丈夫!

次に、この点か首の後ろを取ってぐるっと一周する線を描きます。
体に沿うように緩やかなカーブになります。
(体が右向きの場合は逆向きのカーブ)
人物がネックレスをしているイメージで描くといいでしょう。

今度は先ほどの線の外側に、もう一周線を引きます。
首の後ろは同じラインを通るようにします。

 

3.三本のガイド線を引く

ここで、襟の切り替えし部分を描くために、ガイド線を引きます。
まず鎖骨の下あたりに、肩のラインに合わせて線を引きましょう。

この線に合わせて、上下に線を引いてください。
合わせて三本のガイド線ができました。

肩の線と、胴を覆うように下書きを追加しておきましょう。

 

4.ペン入れ

下書きができたので、早速ペン入れしていきましょう。
まずは襟の内側のラインからなぞっていきます。
首の後ろは見えない部分なので描きません。
(わかりやすいようにこれまでの線はすべて薄い色にしてあります)

この時、襟の重なりを表現するため、向かって右の線が上になっているように。

次に、襟の外側の線をなぞります。
途中で、ガイド線との交点を結びながら襟の切込みを描きましょう。


これで襟ができました!
あとは体のラインを少し膨らませるように胴、袖を描いていきます。

お好みでポケットやボタンなどを付けて、完成です!

 

5.いろいろなパターン

ポイントは、ガイド線を体のカーブを意識して引くことです。
見上げる構図の場合、見下ろす場合など、いずれの場合でもしっかりと三本線を引いていれば、描いた襟がおかしく見えることはありません。

女性の場合は、首周りの線を、すこしカーブを大きく描く必要があります。

前ボタンを開けた状態を描きたい場合…

・通常の手順で襟を描いたあと、移動ツールなどを使って左右に切り開く
・最初の下書きの点を2つにし、はじめから襟のラインを開いた状態で描いていく

どちらの描き方でもOKです。

いかがだったでしょうか?
襟のパーツをしっかり描ければ、立体感のあるビシッとしたスーツ姿ができあがります。
もちろんジャケットやベストなど、いろいろ応用可能です!
スーツを描くのが得意になれば、イラストの幅がぐっと広がりますよ♪

(文・絵/竹内 洋)