イラストを見たとき、最初に目が行くのは顔ではないでしょうか?
どうしてもバランスが悪い、直せば直すほどバランスが悪くなっていく。
どうしたらいいかわからない。

今回は、初心者にありがちな間違いを、以下の項目に分けて紹介していきます。
ポイントを押さえて絵を描く習慣をつければ、自然とバランスがとれるようになります。

では、1つ1つポイントを確認していきましょう。

1:頭部と髪のボリューム

まずは頭部の形をきちんと捉えるために、髪を描かず頭部を描きましょう。
丸を描いてから頬、顎をつけていくとバランスが取りやすいでしょう。

※頭頂から目頭、目頭から顎までの距離を同じくらいにする。
※髪のボリュームはそれより少し大きめに描きます。

2:頬のふくらみの位置

頬骨は目のすぐ下にありますので、ふくらみの位置はもう少し上になります。
目の下まつ毛からふっくらさせるイメージで描くと良いでしょう。

3:目のパーツの位置と左右の大きさ

目の位置
目の中心と口の中心を結ぶと正三角形になるくらいがバランスが良いです。

左右の目の幅と高さ
構図として、奥にある方の目の幅(このイラストの場合は右目)が小さくなりますが、
左右の目の高さと、左右の目の瞳の方向が合っていません。

瞳の方向
右目が横を向いていますが、左目は正面を向いているのが分かりますか?
試しに、絵の片目を手で隠して見てみると分かりやすいです。
方向を合わせましょう。

4:髪の生え方・髪の流れ

視覚的にバラバラで、すっきりしていませんね。
髪の流れを意識するようにしましょう。
描きたい髪型、前髪で髪の流れも変わってきます。
髪を何個かの束に分けて頭部にくっつけていくイメージで描いていくと自然な流れができ、すっきり綺麗に見えます。

5:鼻・口・アゴの位置

鼻、口、アゴの中心は、顔の中心線上にあります。
このイラストの場合右向きですので、中心が右に寄ります。
平面ではなく、立体で捉えた上で中心に配置します。

横顔で理解すると分かりやすいです。
これを意識して、描いていきましょう。

以上です。
絵を描くときは、立体的に捉えることと、見えない部分も意識すること。
見えないところを想像するのは難しいので、下書きの段階でしっかりと描いておく事が大事です。
一手間加えることで、あなたの絵が一段と良くなりますので、是非参考にしてみてください。

(文・絵/es)