【トレパク】知らずにやってる人は要注意！悪いトレスと良いトレス 動画あり

「トレパク」。

イラストを好きで描いている方は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

SNSなどで「◯◯さんがトレパクをしていて、それが発覚して炎上した！」という話もよく聞きます。
この手の話題を聞くたびに、同じ絵を描く身としては「やれやれ何をやってるんだか・・・」
と思ってしまいます。

なぜトレパクがいけないのか、一体何をしたらトレパクになるのか。
逆にどうしたらトレパクにはならないのか。

以上のことについて具体例を挙げて説明していきますので
トレパクだと知らずにやっている人は是非とも参考にしてください。

炎上やバッシングを受けてしまう？！

トレパクは、他者のものを「トレース（写し描き）して、パクる（盗む）」の略称です。
まずは、トレパクとはどんなものかを見ていきましょう。

 

人の作品をまるまるトレスして自分の作品として公開

自分以外の他者の作品を上からなぞって描き、
そしてそれを自分の作品としてネットやSNSに公開すること。
これがトレパクです。これは良くありません。盗作行為になります。

 

色んな作品を部分的にトレスして自分の作品として公開

他者の複数の作品の一部を部分的にトレスして、
自分の作品としてネットやSNSに公開すること。
これはもっと良くありません。

まるまる写さなければいいということではありません。
ほんの一部でもトレスして自分の作品として公開したら、立派なトレパクです。
トレスした事を他の人に隠そうとしてるように見え、より悪質だと捉えられます。

こういったトレパク検証画像をよく見かけますよね…。

 

なぜトレパクは炎上するのか

なぜトレパクは炎上するのかというと、
人様のものを使って「これは俺のものだ。俺、すごいんだぞ」と見せようとするのは
見ていてとても気分が悪く、嫌われる行為だからです。

一度トレパクをしてしまうと、「あの人トレパクの人だ」と悪いイメージが付き、後世に語り継がれます。
絵師として活動を続けるのが難しくなるでしょう。

そしてなによりトレパクは、
犯罪として法的に問われる部類の行為なのです。

仕事として描いたものがトレパクしたものだった場合、
企業からもファンからも信頼を失いますし法的に問われることまであり得ます。
あなたの地位と名誉に傷を付けることになるので、トレパクは絶対にやめましょう。

トレパクはされた方もそのファンもみんなが悲しい気持ちになります。
人の作品はあくまで参考にする程度におさめましょう！

トレパクはやめよう！

 

トレパクしないためにはどうすればいい？！

「トレパク」は忌み嫌われる行為ですが、
「トレース」はイラスト上達の練習には良い行為なのです。

「トレパク」と「トレース」はどう違うのでしょうか。
また、トレパクと言われないためにはどうすればいいのでしょうか。

それでは、正しいトレースの方法をご紹介します！

 

トレス用素材を使う

「トレスOK」としっかり明記されている素材を使いましょう。
トレスした作品はネットやSNSに公開しても大丈夫です。

メディバンペイントのアプリ内機能「メディバンライブラリ」では
トレースOKの素材を多く配布しています。どんどんトレスしてくださいね。

 

自分で写真を撮る

自分自身でポーズを決めて写真に撮ってみましょう。
そしてそれをトレースすればいいのです。
この場合はネットやSNSに公開しても大丈夫です。

 

人のモノや作品をトレスしたら、ネットに公開しない

他者の作品をトレースして、理解するという練習方法があります。
イラスト上達の近道になるので、この練習を取り入れる方もたくさんいます。
この行為自体は悪いことではありません。

でも、それをネットやSNSに公開するのは控えましょう。

トレスされた作品の作者が嫌がるかもしれないですし、
あなたが「トレパクだ！」と言われてしまうかもしれません。
練習のために他者のイラストをトレスしたら、ご自身の心の中にそっとしまっておきましょう。

トレースの他に、イラスト初心者さんのための上達方法はこちらの記事が参考になります、
是非ご覧ください。

【初心者向け】もう「イラストが上達しない」と悩まない！上手に描けるようになる練習方法を紹介

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