2023.07.12
照れ顔の描き方を解説!照れ顔を描く3つのポイントを紹介
女の子が照れている顔って、とてもかわいいですよね!
照れ顔のイラストを上手に描きたいと考えている方は多いでしょう。
照れた表情のイラストは、いざ描こうとするとなかなか難しいものです。
単に頬を赤らめるだけでなく、表情にも微妙な違いをつけなくてはいけません。
今回はそういった細かなテクニックも含めて、照れ顔を描く際に重要な3つのポイントを解説します。
また、この描き方は女の子だけでなく、男の子の照れ顔にも応用できます。
よかったら試してみてくださいね!
Index
【照れ顔の描き方Point1】チークと赤面を描き分ける
1つ目のポイントは、「チークと赤面を描き分けること」です。
照れているキャラクターを描こうと思ったとき、まずは頬を赤らめさせる方は多いと思います。
しかし、単に赤くするだけでは「チークとあまり変わらない……」となってしまう場合もありますよね。
照れ顔とチークを描き分けるには、次の3点に注意しましょう。
・顔全体を赤くする
・耳を赤くする
・斜めの線で赤面を表現する
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
1.顔全体を赤くする
チークと照れ顔を描き分ける際に特に重要なポイントは、赤くする部分を意識することです。
チークでは頬まわりが赤らむのに対して、照れ顔では顔が全体的に赤らみます。
照れ顔を描くときはまず、目と目の間あたりまで赤みを付けましょう。
こうすることで照れて顔を赤くしている印象になります!
さらに、口のあたりまで赤系の色を塗ると、顔を真っ赤にしている様子を表現することができます。
つまり、単にチークを入れる場合よりも、少し大げさに顔を赤くすることで、より大胆な照れ顔に見えやすくなるのです。
メディバンペイントで照れ顔らしく顔を赤くする場合は、「エアブラシ」のブラシサイズを大きくして、口元と額の一部だけを残すように赤系の色をふんわり塗っていきましょう。
メディバンペイントでエアブラシを使用する場合は、こちらからダウンロードしてください。
エアブラシ
https://medibangpaint.com/material/mb040111/
▼エアブラシの使い方についてはこちらの記事も参考にしてください。
https://medibangpaint.com/use/2020/09/explanation-of-using-different-types-of-brushes/
2.斜めの線で赤面を表現する
「斜めの線で赤面を表現する」ことも大切!
顔を赤くするときに、色を赤くするのと同時に斜めの線を描きましょう。
より赤面している雰囲気を表現することができます。
顔を赤らめる範囲が狭くても、斜めの線を描けばチークと描き分けやすいですよ。
頬の部分だけを赤くして「少し照れている」状態を描きたいときにもおすすめです。
斜めの線は、顔に塗る色よりもやや濃い目の赤を使いましょう。
上のイラストでは、線画と同じ「ペンブラシ」を使って、顔の赤みよりも少し濃い色で斜線を描いています。
ペンブラシもエアブラシと同じく、メディバンペイントで使えるブラシです。
通常は線画などを描く際に使用します。
濃淡はないものの、綺麗な線を引けるのが特徴!
筆圧によって強弱が付けやすく、生き生きとした線になります。
赤の斜線を引く際にもいろいろと工夫してみてくださいね!
また、メディバンプレミアムユーザーの方は、頬の赤みを表現できる「赤面F1」「赤面F2」のブラシも使用できます。
これらのブラシを使うと、簡単に繊細な斜線が描けますよ!
効率的に描きたい方は、ぜひご利用ください。
ここでメディバンプレミアムについて説明しておきますね。
メディバンプレミアムとは、有料ブラシ/素材/フォントが使い放題/メディバンペイントの全機能開放など、さまざまな特典を利用することができる有料サービスです。
もっとメディバンペイントを活用して、たくさんのイラストを描きたい方は、ぜひ加入を検討してみてくださいね。
▼メディバンプレミアムについてはこちらもご覧ください。
https://medibang.com/medibangPremium/
また、メディバンプレミアムに入っていないけれど、「赤面F1」「赤面F2」ブラシを使いたい場合は、ブラシ単体での購入も可能です。
興味のある方は、ぜひこちらからダウンロードしてみてください。
赤面F1
https://medibang.com/materials/detail/fe71t1b7lh5mjctsgaro59d2ywl/
赤面F2
https://medibang.com/materials/detail/fz71h6s7x7f1ezxo83el2faq5la/
3.耳を赤くする
「耳を赤くする」のも、大切なポイントです。
耳を出しているキャラの照れ顔を描く際は、耳まで赤く塗るとより「顔を真っ赤に染めている感」が際立ちます。
耳に赤みを入れる作業も、顔を赤くするときと同じ要領です。
エアブラシを使って赤く塗り、ペンブラシで斜線を入れましょう。
上のイラストで耳を塗る前と後を見比べてもらうと、耳を赤くしたほうがより照れた印象が強くなったように見えるのではないでしょうか。
少しの違いですが、照れ顔に限らず、細かい部分までこだわることで完成度は大幅にアップします。
【照れ顔の描き方Point2】表情で「照れ」を表現する
照れ顔を描く2つ目のポイントは、表情で「照れ」を表現することです。
顔を赤くすることに加えて表情で「照れ」を表現することで、さらに照顔を強調できますよ。
照れ顔にマッチする表情はいくつかありますが、なかでも“困り眉”は代表的です。
恥ずかしがっているようなイメージに仕上がるため、より照れているような印象を与えることができます。
また眉だけでなく、口元でも照れた表情を表現することができます。
例えば、口を「少しすねたような小さい口」にしたり、キュッと結んだような「への字型」の口元にしたりするのがおすすめです。
照れたような表情や恥ずかしくて困っている様子を表現できます。
ほかに、キャラクターの性格によって表情を変えてみるのもおもしろいでしょう。
例えば、ツンデレタイプなら「怒っているような釣り上がった眉」にするのもおすすめです。
【照れ顔の描き方Point3】視線で「照れ」を表現する
3つ目のポイントは、キャラクターの「視線」にもこだわることです。
「照れ」を表現する際には、視線も大切な要素です。
照れて恥ずかしがっていると、目を逸らしがちですよね。
そのため、照れ顔のキャラクターを描く際は、瞳の位置を正面から動かすのがおすすめ。
視線を逸らして、照れている感を出しましょう。
また照れているとき、人はどちらかというと下を向きやすくなります。
伏し目っぽくして、少し斜め下を見ているように描いてみるのもおすすめです。
上のイラストのように、こちらを見ていたいけれど思わず目を逸らしてしまったような様子が出て、より鮮明にキャラクターの心情を表現することができます。
照れ度に合わせて取り入れるポイントを工夫する
「照れている」といっても、照れの度合いはさまざまですよね。
少しだけ照れている印象にしたいときに、なんとなく「照れ」の表現を強く描いてしまうと「描きたかったイメージと違う…」となってしまうこともあります。
照れの度合いを表現するために、ここまで紹介したポイントをどのくらい盛り込むかを考えてみましょう。
3つのポイントのうち、すべてを取り入れたのが右のイラストです。
強く照れているのが伝わると思います。
一方、左のイラストでは顔の赤らみなどを抑えています。
左右のイラストを比較してみると、照れ度合いの違いが際立ちますね!
絵柄やキャラの感情に合わせて、調整しながら組み合わせてみましょう。
いろいろなバリエーションの照れ顔を描けるようになりますよ!
まとめ
今回は、照れ顔の描き方について3つのポイントをご紹介しました!
最後に、記事の内容を振り返ってみましょう。
・ポイント①:チークと赤面を描き分ける
→赤くなる範囲を広げたり、斜線を使ったりして赤面を表現する
→耳を赤くするのもおすすめ
→メディバンペイントの「エアブラシ」や「ペンブラシ」が便利
→プレミアムの方は有料の赤面ブラシも活用してみよう
・ポイント②:表情で「照れ」を表現する
→困ったような眉にすると恥ずかしがっている感じが出る
→口元をすねたようにしたり、キュッと「への字」に結んだようにしたりするのもおすすめ
・ポイント③:視線で「照れ」を表現する
→視線はまっすぐではなく、目を逸らしたり伏し目がちにしたりする
照れ顔の描き方をマスターすると、キャラクターの感情表現の幅がグッと広がります。
今回のポイントは、どれも簡単な方法ばかり。
工夫次第でオリジナリティが出せるので、あれこれ試してみるといろいろ楽しめると思います!
(文・絵/Amane)
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