2020.01.17
ふちペンブラシで飾り紐を描いてみよう!
和装に使われる飾り紐。
「飾り紐」とは名前のとおり、紐を使った飾りのこと。
浴衣や着物の帯締めにだけではなく、アクセサリーとしても幅広く使われています。
イラストでも飾り紐が描けたら、ぐっと華やかになりますよ。
そこで今回はメディバンペイントのふちペンを使って飾り紐を作ります。
▼あわせて読みたいふちペンの基本操作▼
『ふちペンブラシ』
ふちペンブラシ
Index
飾り紐の下描きをする
下準備として、描きたい飾り紐の下描きをします。
下絵ができたら、上から清書しやすいように不透明度を下げておきましょう。
ふちペンで清書する
上の輪をなぞる
新規レイヤーを作成し、ブラシウィンドウからふちペンを選んで上の輪をなぞります。
ふちペンがブラシウィンドウにない場合は、クラウドブラシからダウンロードできます。
▼クラウドブラシのダウンロード方法はこちら▼
『クラウドブラシの追加【 PC / iPad / iPhone / Android 】
ふちの色や太さ、ふち内部の色はお好みで選んでOKです。
上の輪を下描きに沿ってなぞります。
上の輪が描けたら次は左の輪に移ります。
左の輪の清書
先ほど描いたレイヤーを複製して左の輪を作ります。
上の輪を描いたレイヤーを選択、上部メニューの「レイヤー」から「複製」を選びます。
レイヤーが複製されたので名前を変えておきます。
分かりやすいように「左」と変更しました。
「選択範囲」メニューから「変形」を選びます。
傾けて下描きの形に合わせましょう。
これで左側の輪が描けました。
右側の輪を清書する
左の輪を描いたレイヤーを「複製」し、レイヤー名を「右」にします。
「変形」で下描きに合わせます。
これで上と左、右の輪がそろいました。
3つの輪が重なり合う部分を消して形をきれいに整えましょう。
3つの輪の位置を調整します。
上の輪を下の画像のように少しだけ右にずらすのがポイントです。
次は結び目を描いていきます。
真ん中の結び目を描く
真ん中の結び目を描くために、新しいレイヤーを一番上に作成します。
レイヤー名を「結び目」としておきましょう。
ふちペンで画像の番号順に結び目を描いていきます。
資料ウィンドウに下描きのデータを読み込んで表示しておくと、結び目を描くときに参考にできるので便利です。
2つ目の結び目を描きます。
続いて3つ目の結び目です。
最後に4つ目を描きます。
これで結び目ができました。
紐と房を描く
最後に紐と房を足しましょう。
紐用のレイヤーを左右ひとつずつ作成して、下描きレイヤーの上に配置します。
左の紐を描きます。
続けて右側の紐を描きます。
さらに房用のレイヤーを左右ひとつずつ作成し、下描きレイヤーの上に配置します。
左の房を足します。
続いて右側の房を描きます。
最後に下描きレイヤーを削除してレイヤーを統合すれば完成です。
クラウド素材に登録しておくと髪飾りなどに応用できて便利です。
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飾り紐にはさまざまな形があります。
好みの形の紐を選んで描いてみるのもいいですね。
飾り紐の難関は、結び目の描写です。
対策として、下描き段階で紐を色分けしておくと清書時にわかりやすくなるのでおすすめです。
和風イラストや和装にピッタリのアクセサリーですので、ぜひ自分だけの飾り紐を描いてみてくださいね!
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