今回の記事では、和風テイストの炎を装飾的に描く方法をご紹介します。
隙間埋めや、強い雰囲気を出したい時にぜひご活用ください!

 

描く前の準備 集中線の法則を応用

すべての絵を描く作業に応用できる、『集中線の法則』を使いましょう。
詳しくは「集中線の法則!水しぶきを和風の筆で描く方法」の記事をご参照ください。

それでは、炎を描き込むイラストを用意しましょう。
ネットから取り込んでもいいですし、なければ練習として無地の背景を用意してもOKです。
今回はこちらを使います。

 

ステップ①雲を下描き

イラストの主となる部分を避け、炎を加えたいところに雲の形を下描きします。
黒以外のわかりやすい色で、ペンツールで描くといいでしょう。
細部にこだわらず、さっと描いてください。


(わかりやすいよう、背景色を変更しています。)

 

ステップ②雲を変形

ツールを「指先」に変更します。
ブラシツールの中に無ければ、「ブラシ追加」から追加して「保存」しましょう。
図のように数か所を外から巻き込むようになぞり、雲にうずまき模様をつけてください。
「指先」のサイズは大きめにするとやりやすいです。

 

次に、雲のふちを持って上に引っ張るようなイメージで、ゆらゆらと湯気を立たせましょう。
これが炎の揺らぎになります。

 

ステップ③墨ブラシで線画を作る

ツールを「筆(墨)」に持ち替えてください。
無ければステップ②の手順で「保存」します。
色を黒に替え、大きさや回転、描画間隔などはお好みに調節しましょう。
何度か試し描きをしてみるのがいですね。

設定ができたら新規レイヤーを用意し、雲のうずまき部分や曲線の部分を中心に太い線を描きます。
書道の時のように、入り(描き始め)と線の途中、抜き(描き終わり)に筆圧で強弱をつけます。

ゆっくりではなく素早く、スッと流れのままに描いてください。
(描きやすいように人物レイヤーを一旦、非表示にしています。)

 

さらに炎の揺らぎを描き足します。
墨ブラシの大きさを小さくし、柔らかい線を意識してなぞっていきます。

 

小さく適度に「炎の切れ端」を描いておくと、リアリティが増しますよ♪

 

まとめ

さて、3ステップが完了しました。
この線画レイヤーの下に色塗りレイヤーを置き、さらに元画像を重ねたものがこちら。

いかがでしょうか?
和風の炎を簡単に描くことができました!
このイラストではより和風の雰囲気を出すために、色塗りは水彩ブラシで行っています。

 

炎にフォーカスしたい時は、背景を対比色や暗色にするなど工夫してみてください。

怪しい雰囲気や情熱、人物の性格などの表現にどんどん使えます!
ぜひ練習して上達してみてくださいね♪