2020.11.11
簡単にいろんな髪型が描けるテクニック
「簡単に髪を描きたい」という方にオススメの描き方をご紹介します。
感覚をまだ掴めない・初心者向けの描き方となっております。
今回使用したブラシは、メディバンペイントのクラウドブラシのMB010211ペンです。
>>MB010211ペン
筆圧サイズはオンにしております。
ペン(入り抜き)でも描きやすいと思います。
Index
はじめに:髪型を決める。
まずはじめに、どのような髪型にするかを決めていきます。(今回はボブヘアーを描いていきます)
つむじの位置に×印を描きます。
その×を中心に髪の毛束を意識して描いていきます。
この時、毛束細かくしたい場合はブラシのサイズを小さくし、大まかな束感を出したい場合はサイズを大きくすると良いと思います。
髪の毛は程よいボリュームを出す為、頭部に髪の毛を被せるように描いていきます。
動きを出す為に後毛等を足して、全体的に髪型が描けたら不透明度を下げていき、レイヤーの位置を変えます。
次に新規レイヤーを追加し、細い線で全体をなぞっていきます。
より毛束感を意識してみる。
なぞり終わったら、頭部のレイヤーに移り線を消すと、このような状態になります。
ですがこれですとのっぺりしており、色を塗る際に難しく感じると思いますので、毛先に細かい線を描いていくと締まって見えると思います。
これはお好みで頭部から線を描く事もいいですし、「毛先の線をもう少し減らしてみる」でもいいかもしれません。
また、より締まりを出したい場合は、このように線と線の繋ぎ目を少し黒く塗り潰すと先程の状態よりメリハリが付くと思います。
全体を確認する。
ここまでの工程を終えましたら、一度全体を確認してみましょう。
この「全体を確認する」という工程が実は一番重要だったりしますので、省かない事をお勧めします。
手を止め、遠くからキャラクターのバランスをみるでもいいですし、数時間〜1日ほど時間を置いてバランスをみるのでも良いと思います。
今回描いたイラストですが、1時間ほど時間を置いて確認したところ、髪の毛にもっと動きがあると可愛いなと思いましたので追加してみました。
前回のままでもいいですが、こちらの方がより動きもあって完成度があります。
アドバイス
ここでアドバイスですが、真正面からのイラストを描く事より、やや右向き、左向き等角度をつけるととても描きやすくバランスが取りやすいと思います。
「絵がうまい」という方でも『真正面』と言うのは練習が必要・バランスが取りづらいという難しい部類に入りますので、「全体の感覚を掴みたい」「一度絵を完成させてみたい」という初心者さんは「やや角度をつける」を意識し、描いてみるといいかもしれません。
最後に。
いかがでしたでしょうか。
ここまでの工程でうまく描く事は出来たでしょうか?
こちらの描き方は「ボブ」「ロング」「ショート」どれでも対応可能だと思いますので、お好みの髪型を決め、是非試してみてください!
(文・絵/oomisoka1231)
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