キャラクターの服装を描く際に、布でできた服部分以外に、キラキラしたアクセサリーを身に着けさせたいな…そう思うこと、ありますよね。
そんなアクセサリー部分の塗り方を解説します!

1. 下塗りをする

まずは用意した線画にベースの色を塗ります。
今回は丸みがあってツヤッとした赤いハート型の石に、ゴールドの縁取りがついている…といったイメージです!
バケツツールで塗りつぶして色分けをしましょう。


バケツツールの「参照」を「キャンバス」にすると、他のレイヤーに描いてある線画や塗りを参照して塗りつぶしをすることができます。
「参照」を「レイヤー」にすると、そのレイヤーに描かれた絵だけを参照して塗りつぶしをします。
線画からベースの色を塗るときにはキャンバスを参照するのが便利です。

 

2. クリッピングをして陰影を塗る

ベースの色分けができたら、ベースの色を塗ったレイヤーの上に新しいレイヤーを追加し、「クリッピング」にチェックを入れて、ブレンドを「乗算」にします。


「クリッピング」にチェックを入れたレイヤーは、その下のレイヤーから色がはみ出さないようになります。
上の図では「アクセサリー光」「光2」「光沢」「服・アクセ影」の4つのレイヤーが「服・アクセサリー」レイヤーにクリッピングされています。

今回のイラストでは「服・アクセサリー」レイヤーにベースの色を塗っています。
追加した乗算レイヤーは「服・アクセ影」レイヤーです。

レイヤーを選択した状態で表示される歯車を押すと、「レイヤー属性」ウインドウが表示されてレイヤー名が変更できます。
レイヤー名の変更はイラストを描くうえで必ず必要な作業ではないですが、レイヤー名をつけておくと後でどのレイヤーに何が描いてあるかわかりやすくなります。


影塗り用レイヤーを選択し、ブラシツールの丸筆(ウェット)を使ってアクセサリーにランダムにざっくりと影をつけます。

今回のアクセサリーの塗りでは基本的にこの丸筆(ウェット)を使用しています。

アクセサリーの影の色はこの4色を使用して、明るい部分と暗い部分の差が出るようにランダムに塗ります。

 

3. 陰影をぼかす

ざっくりと塗れたら、筆のタッチが残りすぎないようにぼかします。
「影ぼかし色」で丸筆(ウェット)や、ブラシツールの「ぼかし」を使います。

影をぼかしブラシでぼかすときはあまりぼかしすぎないように注意!
少しずつ様子を見ながらぼかして、明るい部分と暗い部分の差が残るようにします。
陰影をランダムに入れることで光がキラキラと乱反射している感じになるので、均一にならないようにしましょう。

 

4. 光を描き込む

影を塗った「服・アクセ影」レイヤーの上に、ブレンドを「加算・発光」にした「アクセサリー光」レイヤーを作ります。
ブレンドを「加算・発光」にしたレイヤーに塗ると、その名前の通り光っているような感じが出るので、光沢のある物のキラキラを表現しやすいです。

光のキラキラ感を出すために、丸筆(ウェット)で少し大きめにランダムに塗って、ぼかしブラシでフワッとぼかします。

これだけではぼやけた印象なので、ブラシツールの「水彩」を選択し、ブラシサイズを小さめにして、強い光沢を入れましょう。

ハートの部分は小さい光の点や線を全体にちりばめるように入れますが、あまり真ん中の方には光を入れない方がそれらしさが出ます。
縁取りの金属の部分は外側の輪郭に沿って光を入れると立体感が出ますよ。
これで完成です!

今回は胸元のブローチの形で描いていますが、同じ塗り方でピアスやペンダントなどにも応用がききます。
アクセサリーをつけるとキャラの服装がグッと華やかになりますよ!

(文・絵/Elz)