2022.03.28
桜がある春のイラストを描いてみよう
春といえば桜ですね。
今回は桜を背景にしたイラストを描く時のポイントを、描く工程をお見せしながらご紹介しようと思います。
参考になれば幸いです。
Index
下書き
ざっくりと構図を決めて描きます。
桜編
まずは背景の桜から描いていきましょう。
幹・枝
下書きをもとにメインの幹を描いたら、にょきにょきっと枝をはやしてそこからさらに小さな枝を…という感じで描いていきましょう。
色も少し明るめに。
花
今回は葉っぱの散布ブラシを作って描いていきます。
詳しいブラシの登録方法は以下の記事を参照してください。
『【PC】マルチブラシ』
こんなシンプルな葉っぱを描いて、タイプ「散布」のブラシを登録してパラメーターを調節していきます。
多すぎず、少なすぎずの密度にしましょう。
これで葉っぱブラシができて準備完了!
では花を咲かせていきましょう!
はなさかじいさんになったつもりで!
満開ですね!ところどころ枝を見せるのがポイント。
少し伸びた枝の部分は、こんなイメージで花を咲かせていきます。
枝を埋め尽くすというよりは、点々と小さな塊がいくつかあるイメージで。
枝の先端にぽんっとひとつ咲いてたりすると桜らしさが増します。
今回の桜は「前の花」「幹・枝」「後ろの花」の3レイヤー構造にしています。
こんなイメージ。
こうすることで、色塗りのあとで「後ろの花」レイヤーだけ色を変えたいーって時にすぐ変えられるのでベンリなのです!
影
では影を塗っていきます。
淡い色でもこもこと塗ります。
「後ろの花」レイヤーの影は少し暗めにすると立体感が出ます。
幹の質感も描いていきます。
桜はしましまみたいな模様の幹(桜の種類にもよります)が特徴ですので、それを表現していきましょう。
仕上げ
質感を調整して、背景の空を追加すれば完成!
空の色も彩度をやや低めにすると春っぽくなります。
キャラ編
つぎにキャラを描いていきましょう。
桜の背景に合うように、かわいく描いていきます。
線画
線画を描きます。
服はふわっとあたたかそうに見えるよう意識します。
下塗り
服の色などは彩度をおさえておとなしい雰囲気の色合いにすると春らしさがより出ます。
影
影を塗っていきましょう。
薄紫色をベースに、乗算で塗っていきます。
ハイライト・調整
髪や肌のハイライトを塗り、線画の色をなじませていきます。
できあがり
先ほどの背景と合わせ、花びらを舞わせり全体的な色味を調整すれば完成!
春っぽい!
さいごに
いかがでしたか?
お花見や入学式など、桜のあるイラストを描くときに是非参考にしてみてください。
(文・絵/つかさん)
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