春になると、SNSでも桜を背景にしたイラストがたくさんアップされてきますよね。
桜は春を代表する花の一つで、淡いピンクが生み出す幻想的なイメージが人気です。

メディバンペイントには、そんな桜を簡単に描くことができるブラシがいくつかあります。
そこで今回は、「桜ブラシの使い方」と「基本的な桜の描き方」について見ていきましょう!

1.メディバンペイントの桜ブラシ

メディバンペイントには、和柄などデザイン的なものを含めいろいろな桜ブラシがあります。
今回注目するのは、この中でも特に風景として使いやすそうな、リアル寄りの3種類です。

①桜ブラシ1

桜の花の部分をいろいろな角度から描いたブラシです。
柔らかなタッチがふんわりとした印象的で、花の茎の部分も描かれているのでリアルな花を描くのに使いやすそうです。

②桜ブラシ2

桜の花の部分と花びらを描いたブラシです。
川面に浮かぶ花びらを描いてあるので、風によって散っていく桜の風景を描くのにも良いでしょう。

③花びら(サクラ)ブラシ

桜の花びらだけを描いたブラシです。
ふんわりと風に舞う花びらで、これだけでもきれいですし桜ブラシ1と一緒にも使えます。

 

2.基本的な桜の描き方と梅・桃との描きわけ

桜の花と幹を背景として描く場合、桜ブラシを使う場合でも「花のつき方」など「基本的な桜の描き方」を知っておいた方が、よりそれらしく描きやすいと思います。
そこで、桜を描くときに特に知っておきたい2つのポイントについてまとめてみました。

2-1.花に茎のような部分がある


桜ブラシ2で描く場合やブラシを使わずに桜を描くときは、この花柄の長さを意識しています。

ちなみに、梅は花柄がなく桃は花柄が短いので、枝に直接くっつくようにして花が咲いています。
桜と梅・桃を描きわけするときは、この部分を意識しておくとやりやすいと思います。

2-2.いくつかかたまって咲く


桜の花はいくつかが固まって咲くので、桜を描くときは「花のかたまり」を意識して描きます。
梅は1つずつ、桃は2つずつ花がついているので、描きわけをするときはこの部分に気をつけるとよりそれらしくなります。

桜ブラシを使うときは、この花のかたまりを先にいくつか作っておくと描きやすいかもしれません。

桜の木全体を描きたいときは、木ブラシなどを応用するのもおすすめです。
▶︎木ブラシの使い方はこち

 

3.桜ブラシを使ってイラストを描いてみた

今回は、桜ブラシ1と花びら(サクラ)を使ってイラストを描いてみました。
このイラストのメイキングを基に、桜ブラシを使う手順の1つを見てみましょう。

3-1.桜の枝を描く

花を置く場所はまだ決めていないので、まずは下書きのつもりで形を描いていきます。

3-2.桜の花のかたまりを描く


桜の花を描くときは、専用のレイヤーとフォルダを作って描いています。
桜の花のかたまりを描くときは、線を描くように何度か重ねるか、1つずつ花を置いて角度を変えるかどちらかで描いています。
また、立体感を出すために別のレイヤーを下に作って、花を重ねたりもしています。

花のかたまりは一つずつ描いてもいいですし、数種類レイヤーをわけて作っておいて複製し、角度や大きさを変えて使ってもいいと思います。

3-3.枝を描きこむ

花が描けたら、枝を描きこみます。

3-4.舞う花びらを描く

花びら(サクラ)ブラシを使って、舞う花びらを描きます。
このときも、ある程度意図した場所に花びらを置きたかったので、ぽんぽんと置くようにして描いています。

3-5.光と影を描いてメリハリをつける

 

黄色い色を置いて「レイヤーモードを「スクリーン」に>不透明度を下げる」で光を描き、青っぽい色を置いて「レイヤーモードを「乗算」に>不透明度を下げる」で影を描くことでメリハリをつけます。

桜の部分は、花びらの色をスポイトでとって「レイヤーモードを「乗算」に>不透明度を下げる」で影をつけ、透明を選択したエアブラシで色を削って光が当たっている部分を表現しています。

これで完成です。
これはブラシの使い方の1つですが、少しでも桜ブラシを使うときの参考になれば嬉しいです。

(文・絵/Amane)