こんにちは、ГФです。
今回は「人物・自然物」、つまりフリーハンドで描ける絵を描きます。
正直これについては個人の絵柄によって変わる部分も大きいのですが、絵柄に関係なく応用できそうな部分を解説していきます。

これまでの講座はこちら
初心者マンガ講座01 マンガ作りの手順を知ろう
初心者マンガ講座02 マンガの企画を考えよう「その1」
初心者マンガ講座03 マンガの企画を考えよう「その2」
初心者マンガ講座04 MediBang Paintでマンガを描く準備をしよう
初心者マンガ講座05 ネームを作ろう
初心者マンガ講座06 コマ割り・画面作りについて考えよう
初心者マンガ講座07 原稿作りの注意点を確認しよう
初心者マンガ講座08 枠線・フキダシを描こう
初心者マンガ講座09 人物・自然物を描いてみよう

1、人物の描き方

人物を描く時の手順はだいたい以下の感じになります。

①アタリをとる
②下書きをする
③ペン入れ

ベタやトーンは後の回で扱うので、今回はとりあえずペン入れまでの工程を説明します。

①アタリをとる

「アタリ」は「ラフ」と混同されることもありますが、「ラフ」は完成した絵のイメージを掴むために大まかな形を描く作業で、「アタリ」は実際に絵を描く際の目安となるように比率を設定しながら大まかな形をとる作業だと私は考えています。

マンガはどのコマにどのような絵を描くかが最初から決まっている場合が多いと思いますが、魅せゴマなど構図を凝りたい時はまずラフの状態で考え、構図が決まってから比率を整えるためにアタリをとるのがよいでしょう。

アタリのとり方にはいろいろありますが、「こうしなきゃいけない」という決まりはないので自分の絵のスタイルを再現しやすいやり方を選ぶといいと思います。
この段階ではレイヤーの種類は何でもいいので、グレーでも薄い青でも好きな色の線で描きましょう。

②下書きをする

アタリをもっと仕上がりの線に近いようにしていきます。アタリのレイヤーの不透明度を下げ、上に新規レイヤーを作成してなぞるようにして描きます。この段階でもレイヤーの種類は自由でOKです。面倒なときや簡単な絵のとき、筆が乗っているときはこの過程を飛ばしてアタリからペン入れに入ってしまっても良いです。

③ペン入れ

下書きのレイヤーの不透明度を下げ、上に1ビットレイヤーを作成し、ペン入れをしていきます。

下書きの線を「なぞる」というよりも、「参考にする」くらいの感覚で描いていきます。絶対に下書きの線通りに描こうと神経質になりすぎると絵の線が固くなったりするので、あくまで下書きは目安と考えるのが良いです。

複雑なデザインのものを描くときは、1つのレイヤーに最初から全部描くよりも人物のパーツごとや重なる部分ごとに新規レイヤーを作って描き、不要な部分を消してから統合するというやり方が良いでしょう。

顔の表情はマンガのキャラにとって一番大事な部分であり、読者の目線が一番行く場所なので、気合を入れて描き、納得がいくまで描き直しましょう。

複雑なポーズやどうなっているか分からないポーズは、実際に自分でやってみたりポーズ集の本や写真を見たりした方が想像で描くよりも早く上手に描けると思います。そんなに難しくないポーズは見ないでも描けるように練習しておくと作画スピードが上がります。
どう練習したらよいか分からないのであれば、とりあえず基本的なポーズが載っているポーズ集の本を1冊全部模写するところから始めてみましょう。

2、自然物の描き方

マンガに出てくる自然物といえば草や木や山、石や岩、砂、破片、川や海、炎、空や雲・風などがあります。
今回は草、木、岩について解説します。

基本的には背景に属するものなので、キャラほど力を入れて書き込む必要はないため、アタリをとってからすぐに清書に入ってしまってよいと思います。

①草

芝生や道の端に少し生えている草は基本的には長い葉っぱの草をいくつか生やせばOKです。
レパートリーにこだわるなら外に出て観察したり植物図鑑で調べたりすると良いでしょう。
葉の形の違う草を何種類か描くと雑草感が出ます。

②木

まずはアタリで木の幹や枝と葉の塊の大体の形を描いてから清書に入ります。

葉の部分は筆や葉っぱブラシで描いたり、草のようにモサモサ描いたりします。
基本的には街路樹のような形の木で十分ですが、こだわるのであれば木の種類や年代を意識してみてもよいです。

③岩

まずはアタリで大体の形を描きます。

岩のデコボコを意識しながら描き込んでいきます。影の部分は斜線を入れたり、後からトーンを貼ったりしてもOKです。

応用すると崖などが描けるようになります。また同じような描き方で土塊や鉱物、氷の塊なども表現できます。
岩もこだわるのであれば火山岩か礫岩か泥岩か隕石かなどで描き分けてもよいですが、基本は読む人が「岩だな」と分かればOKです。

 

いかがでしたでしょうか。
次回は時短のための「ブラシや素材の登録方法」について解説します!

 

これまでの講座はこちら
初心者マンガ講座01 マンガ作りの手順を知ろう
初心者マンガ講座02 マンガの企画を考えよう「その1」
初心者マンガ講座03 マンガの企画を考えよう「その2」
初心者マンガ講座04 MediBang Paintでマンガを描く準備をしよう
初心者マンガ講座05 ネームを作ろう
初心者マンガ講座06 コマ割り・画面作りについて考えよう
初心者マンガ講座07 原稿作りの注意点を確認しよう
初心者マンガ講座08 枠線・フキダシを描こう
初心者マンガ講座09 人物・自然物を描いてみよう

 

「ГФ」
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