「グロー効果」とは、イラストの中の明るい部分をふんわりと光らせる効果です。

グロー効果を使うと、キャラクターの印象をふんわり柔らかくしたり、光の当たり方を強調することができます。

 
例えば、上の絵にグロー効果を使用すると、下のようになります。

グロー効果をする前と比べると、肌の明るい部分がふんわりと光っているので、印象が柔らかくなり明暗が際立ちました。

この「グロー効果」は、やり方さえ覚えるととても簡単にできます。
では、PC版・ipad版でのやり方をチェックしていきましょう!
 

1.【PC版】メディバンペイントProを使ったグロー効果のやり方

1-1.レイヤーを複製します

まず最初に、元絵のレイヤーを統合します。

次に、レイヤーを複製してください。この新しく作ったレイヤーに、グロー加工を行っていきます。
 

1-2.レベル補正する

新しいレイヤーを選択し、「フィルター>レベル補正」でレベル補正を行っていきます。

レベル補正のウインドウが出たら、一番左の三角を右へと寄せていきます。
右から3分の1くらいのところまできたら、今度は真ん中の三角を少し左に寄せてください。

これで、色が暗い部分が黒くなり、彩度がぐっと高くなります。
 

1-3.ぼかす

レベル補正が終わったら、「フィルター>ガウスぼかし」でぼかしていきます。

ぼかし具合は好みで調整してみてください。
今回は、「16」で進めていきます。

ぼかし具合が強いと、よりふんわりとしたイメージになります。
 

1-4.レイヤーブレンドを「スクリーン」にする

次に、レイヤーブレンドを「スクリーン」にします。

 
最後に、「不透明度」で光の強さを調整したら完成です。

 

2.【ipad版】メディバンペイントfor ipadを使ったグロー効果のやり方

ipad版には「レベル補正」の機能が搭載されていませんが、「線画抽出」と「彩度調整」を行うとPC版に近いことができます。
 

2-1.レイヤーを2枚複製する

まず、元絵を2枚複製してください。
1枚は「線画抽出用」、もう1枚は「彩度調整用」です。

この2枚を使ってグロー効果を行い、元絵のレイヤーに乗せるので、元絵は必ず残しておいてくださいね。
 

2-2.線画抽出する

まず、複製したどちらか一枚のレイヤーを使って線画抽出をしていきます。

「フィルター>線画抽出」でウインドウを開いたら、「シャドウ」と「中間色」をぐっと右に寄せ、中間色のほうがやや右くらいのところに持っていってください。

これは、PCでいうとレベル補正で暗い部分を黒くして光らないようにする作業です。

そのため、光らせたい部分や明暗のコントラストを残したい部分などを見ながら、「光らせたくない部分が黒くなる」よう調整してください。

 

2-3.彩度を調整する

次に、「フィルター>色相」で彩度を調整していきます。
ここでは、スクリーンでレイヤーブレンドしたときに色が飛びすぎないよう彩度を高くします。

一度彩度を一番高いところまで上げたら、再度フィルターから色相ウインドウを開き、彩度をさらに一番高いところまであげます。

彩度はかなり高めにしておかないと色が薄くなるので、4回くらい彩度調整を繰り返してください。

 

2-4.レイヤーを統合する

「線画抽出」したレイヤーと「彩度調整」したレイヤーを統合します。
 

2-5.ぼかす

「フィルター>ガウスぼかし」でぼかしていきます。

こちらもPC版と同じく「16」くらいに設定しましたが、ぼかし具合は好みに合わせて調整してみてくださいね。

 

2-6.レイヤーブレンドを「スクリーン」にする

グロー加工したレイヤーのブレンドを「スクリーン」にして、明るさを調整したら完成です。

PC版と比べるとやや色味が弱くなりますが、明るい部分をほんのりと光らせることができます。

 

3.白い服にも効果的

グロー効果は、明るい部分をほんのり光らせるので、肌だけでなく白い服などにも効果的です。

白い服にグロー効果を重ねると、夏の日差しや強いライトを当てたときのような、光の反射を表現することができます。

 
グロー効果を使うと、手軽にイラストのイメージを変えることができるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。