犬は、猫と同じく身近な動物です。
街中で見ることも多く、ペットとして一緒に暮らしている人も多いのではないでしょうか。

その可愛らしさは、漫画やイラストの中でも輝きを放ちます。
今回は、そんな犬の基本的な顔の描き方をご紹介します。

 

1.基本的な犬の顔の描き方

では、まずは正面の顔の描き方を見ていきましょう。
今回は、ペットとしても比較的メジャーな柴犬をモデルに描いていきます。

 

①顔の形をパーツに分けて考える

イラストを描き始める前に、まずは犬の顔の形を把握しておきましょう。
犬の顔は、顔の土台となる丸い部分と耳、そして鼻・口の部分に分けられます。

こんな風にそれぞれのパーツを円や円柱などシンプルな形に置き換えてみると、角度が変わったときでも形を捉えやすくなります。

 

②アタリを描く

では、実際にイラストを描いていきましょう。

まずは、描きたい向きでアタリを描いていきます。
最初に顔の土台となる丸を描き、次に十字を描きます。

※十字線や分割線を描くのが苦手な人は、図のように分割ブラシで縦4:横4の分割ボックスを作っておくと描きやすくなります。
このとき、分割ボックスはアタリレイヤーの下に描くようにしましょう。

 

次に、目と鼻の位置を決めます。
目の位置は十字の横線よりやや上の高さに描いていきます。

 

目の中央から円に向かって伸ばした線と、円が交わった点あたりには耳を描きます。
やや縦長の三角形を意識して描くと良いでしょう。

鼻は、下半分の真ん中より下付近になります。犬は猫よりも鼻が大きいので、やや大きめを意識しながら鼻を描きます。

鼻先から付け根までの部分は、①でご紹介した3つのパーツのうち円柱に当たる部分です。
鼻先だけ描くと、鼻の付け根までの部分がイメージしにくく平坦な顔になってしまいがちなので、できるだけ円柱の部分もアタリとして描いておきましょう。

これで、アタリの完成です。

 

③実線で描き色を塗る

アタリができたので、今度は実線で描き色を塗っていきます。
鼻先から鼻の付け根までの部分は、円柱の形を思い浮かべ立体を意識して描いていきましょう。

口の部分はマズルのふくらみや、鼻の下のラインを意識して描いていきます。

輪郭線に毛を細かく描き込むと、もふもふした印象を与えることができますが、犬は猫よりも毛が硬いのでその点だけ意識すると良いでしょう。

 

色が塗れたら完成です。

 

 

2.犬の横顔の描き方

犬の横顔の特徴は、猫よりも鼻までの長さが長いというところです。
この点を意識して描いていきましょう。

 

①アタリを描く

まず土台となる丸の部分を描いたら、鼻や口にあたる円柱の部分を描きます。

次に、耳の部分を描きます。
耳は、円の中央から上に伸ばした延長線と円が交わる点を目安に描きます。

耳を描くときに注意したいのは、耳のつき方です。
円に対して垂直についているのではなく、やや前に倒れるような形でついています。
そのため、ここでは直角三角形をイメージしてアタリを描いています。

目は、鼻の付け根の近くに配置します。

 

②実線で描き色を塗る

アタリが描けたら、実線で描いていきます。

目は横から見た状態なので、正面から見る形とは違い、「◆」を半分にしたような形をしています。

 

実線で描けたら、色を塗って完成です。

 

 

3.口を開けたときの描き方

犬を描くときに気をつけたいポイントの一つとして、「口の開け方」があります。

口を開けるときは、通常の状態から下顎を下げるようにイメージして描きます。

下顎は、耳の下付近にある顎関節で上顎と繋がっていて、ここから下顎が下がります。

デフォルメする場合は、左上のイラストのように口を小さく描くことが多いかもしれませんが、リアルに描く場合は犬の口が案外大きいことを意識しておきましょう。

 

 

4.まとめ

今回はアタリの描き方を中心に、犬の顔のバランスと描き方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
大まかな犬の顔の描き方は掴めたでしょうか。
犬は種類によって顔のパーツやバランスも違うため、写真などを参考に描きたい犬種の特徴をつかみましょう。

犬の体の描き方については、「犬の描き方②体の描き方とポーズ」の記事でご紹介しますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。