私はファンタジーが好きです。
火花散る剣戟、飛び交う魔法。
命すら蘇らせる神秘の霊薬。
人間同士の闘争もあれば、種族を超えた友情もある。
私たちが決して体験し得ないであろうあの世界観が、私は好きなのです。

武器、特に剣槍弓は、初めから狩猟や戦いのために生み出された道具ですが、中には少し異なった経緯を持つ武器もあります。
その一つが何を隠そう、斧ですね。
木を切り倒したり、薪を割ったり、主に木材加工の道具として使用されていました。
剣や槍は時代の変化とともに廃れてしまいましたが、斧は本来のあり方で現在でも活躍を続けています。

今回はそんな現実を見ている斧に、今一度ファンタジー世界で大暴れしてもらいましょうという記事になります。オーノー!斧だけに!
主に「こんな斧どうですか?」という、参考資料のようなつくりにしようと思っています。
皆さんの武器デザインの手助けとなれば幸いです!

▼目指せ武器職人 1期
【初心者向け】目指せ武器職人~鋳造編~【武器デザイン】

【初~中級者向け】目指せ武器職人~装備編~【武器の描き方】

▼前回の記事
【初心者向け】目指せ武器職人~ツール活用編~

【武器デザイン】目指せ武器職人~弓編~

【武器デザイン】目指せ武器職人~杖編~

1,斧の種類

最初にも紹介したとおり、本来の斧は戦闘用ではありません。
ので、戦闘用の斧は戦斧(せんぷ)と呼ぶのです。

中でも小さなものは片手斧と呼ばれ、投擲用としても使われていました。
そして片手斧があれば両手斧もあります。
どの武器にもサイズ違いはあるんですね!
さらに、柄の部分をぐーんと伸ばした長柄戦斧というものも。
刃が重く重心が先端にあるので、取り回しは容易ではないものの、遠心力をいかした破壊力が持ち味だったようです。

刃の形状にも違いがありますね。
片刃なのか両刃なのかが最もわかりやすいところ。
両刃ではなく片方がハンマーなど、別の武器になっていても面白いです。
槍斧という、槍と斧がくっついた武器もあるくらいですから!

2,鋳造する

恒例になりつつあります、まずは4属性での武器デザインに挑戦してみましょう!
毎回地属性に苦戦していますが果たして……!?

武器そのものが持つ魅力を引き出せるようなテーマを設けると、安定したデザインになりやすいです。
斧で言うなら力強さでしょうか。
この切り口は他にもたくさんあると思いますし、あっていいと思います。

画像の説明文でも触れていますが、意外なことに騎士達は斧も好んで使っていたそうです。
剣の刃が通らない鎧には、打撃でぶっ壊す戦法が有効でした。
騎士が使っていたなら、優美な装飾が施された斧もあったはず?

3,装備する

武器造ったら装備、武器デザインの後はポーズ案です!

発祥が道具ですから、当時にしてもある意味身近な武器ですね。
突然の奇襲にその辺の斧で対応するということもあったのではないでしょうか?
斧には蛮族っぽいイメージもありますが、その辺りの身近さが影響しているのかな、と勝手に思っています。

持ち運び方自体は実際どの武器も似たようなものですが、問題は刃ですよね。
特に斧は刃が大きいので危ないったらありゃしない!
柄の長いものなら諦めもつきますが、うーん……腕が試されるところかもしれません。

さあ、これで武器デザインの完成となります!
装備時のイメージまで考えるかどうかは皆さんにお任せしますが、キャラクターありきでこの記事を読んでいる方が多そうだと思い、少しご紹介しました。

圧倒的主人公武器の剣、スタイリッシュな槍ときて、豪快で荒々しい斧。
その破壊力の中で見え隠れするキャラクターの背景に、ついグッときてしまうこともあるでしょう。
つまるところ、武器も含めてキャラクターなのです。
武器から入るもよし、使い手から入るもよし。
皆さんの魅力溢れるキャラクターづくりに少しでも貢献できたら嬉しく思います!

最後に、今回気に入ったデザインを少し描き直したので、載せておきます。
それではご覧いただきありがとうございました!

(文・絵/時計)
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