以前執筆させていただいた、女の子のお顔をかわいく描こう!というこちらの記事が多くの方に見ていただけたようで非常にうれしく思います!
ありがとうございます。
▶︎『【簡単解説】女の子のお顔をかわいく描く方法

本日はその続きとして、男の子のお顔の描き方についてご紹介します。
男の人らしさを表現することって難しい…と思うかもしれません。
ですが、女の子編と同様に、男性キャラクターの顔の特徴を掴むことができれば、それほど難しくありません。
思うように男の子と女の子を描き分けることができない、という悩みを抱えている人も少なからずいると思いますので、男性キャラと女性キャラの顔の違いや、描き分けポイントについてもご紹介します!

男の子の場合、柔らかい雰囲気を持つ女の子とは違い、顔の輪郭に直線を多く用いています。
前回の講座で、女の子の顔は全体的に丸いということを強調しました。
これに対し、今回は、男の子の顔は「角ばっている」ということを意識していただければと思います。

また、わかりやすさを重視し、今回も一つの「マル」からスタートします!
まずは、「正面を向いているカッコイイ系男子の顔」を「マル」から描いていき、男性キャラの顔パーツのバランスの取り方を見ていきましょう。
これも正確に丸である必要はありませんが、丸がうまく描けないという方は塗りつぶしツールと選択ツールを使ってきれいに描きましょう。
【参考記事:『正方形や真円を描く方法』】

マルに十字線を引いていきます。
正面を向いているので、普通に四等分でいいですね。
また、女の子の時とは違い、顔全体がマルに収まるということではないので、ある程度余分にスペースを取っておきましょう。
パーツの高さの決め方は、人それぞれだと思いますが、自分は三等分にしています。

次に、顔の輪郭を描いていきます。
ここで大事なことは、顔のラインは直線に近いなめらかな線で描くということです。
直線で描いてもいいと思いますが、自分はシャープな印象を出しつつリアルさを保留したいのであまりにも尖った顔にはしません。
顎の部分もなめらかさを意識してつなげました。
かわいい系男子にしたい場合は丸っこく描けばかわいい気がします。
女の子の描き方にも通じることですね。

五官を描いていきます。
先ほど基準線で大まかに決めた位置に描いていきます。
目の形はいろいろですが、女の子を描くときは丸や楕円といった丸いフォルムを持つ図形になぞらえて描くのに対し、男の子の場合は三角形や台形といった角を持つ図形を用いて男っぽくしています。
さらに、女の子に比べて、上まつげは細めです。
基本的に、目を小さくしていけば大人っぽくなります。
逆に、目を大きく丸っこく描けばかわいい系男子になります。
また、女の子の場合と違い、眉と目の間をなるべく狭くしています。
キリッとした雰囲気が出ると思います。
さらに、女の子の鼻を点で描いていましたが、ここでは基準線を中心に鼻筋を長く伸ばします。
長くて眉あたりに伸ばしてもOKです。
かわいい女の子と違い、男性キャラの方がよりリアルさが求められているからです。
最後に口ですが、自分は最初の丸に入るように描いています。
五官を中央に寄せれば寄せるほど幼く見えるので、雰囲気に合わせて調整すればいいかと思います。

耳と首を描いていきましょう。
耳は目のすぐ横に描きます。
首は太めのラインにしたいので、えらのところから線を伸ばしています。

髪の毛を生やしていきます。
男の子の場合でも、「てっぺんの一つの点から髪の毛が生えている」ということを意識しましょう。
ただし、男性キャラの場合、短い髪の毛が多いので、それなりに不規則な形になります。
自分はくせ毛っぽい髪の毛をたくさん外にはねさせるようにしています。

要らない線を消して完成です!
お疲れ様でした。

最初の十字線を上下左右に動かすことで、色々な向きのお顔が描けるようになります。


ということで、お顔が整った男の子を描くためには、シャープな輪郭を意識することが特に大事だということが今回の最重要ポイントになります。

ここで、女の子との違いをもう一度おさらいしましょう。


両者の特徴をうまく組み合わせると、かわいい系男子やカッコイイ系女子が描けるようになりますので、ぜひ試してみてください!

絵に正解はありません。
今回は初心者向けに、男の子のお顔の描き方をなるべくわかりやすくご紹介させていただきましたが、本講座の内容を少しでも、自分流の「かっこいさ」、「かわいさ」作りの参考にしていただけたらうれしいです。
ぜひたくさん練習してみてくださいね!

(文・絵/でぺ)
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