ミニキャラを描いたことはありますか?
ミニキャラとは、デフォルメされた小さなキャラクターのことです。
小さくてかわいらしく、挿絵やグッズなど様々な場所で使われています。

今回はそんなミニキャライラストを描くうえでのポイントを実際に描く工程をお見せしながらご紹介していこうと思います。
参考になれば幸いです。

ミニキャラとは

まずミニキャラというのは、ただちっちゃく描けばいいというわけではありません。
たいていのミニキャラはデフォルメされていて、かわいらしくなっています。
ミニキャラなると、ムキムキのお兄さんでも、頑固なおじいちゃんでも、世界を滅ぼす魔王でもみんなかわいらしくなります。
いわば「ミニキャラ光線」を当てるようなイメージなのです。


「ミニキャラ光線」を当てると丸っこくデフォルメされてちいさくなり、特徴だけ残ります。
このように、ミニキャラを描くときは「このキャラにミニキャラ光線を当てたらどうなるかなー」と意識しながら描くのがコツです。

 

元となるキャラを用意する

ではさっそく描いていきましょう。
元となるキャラを用意します。
普段描きなれたキャラがいいでしょう。

今回はこの女の子をミニキャラにしていきます。

 

下書き

下書きをしていきましょう。
ミニキャラを描くときはそのキャラのどこを見せたいかを考えながら描いていきます。
例えば目の形だったり、アクセサリーだったり、はたまた王家の紋章だったり色々あると思います(チャームポイントというやつですね)。
それを大きく描くように意識しましょう。
「このキャラこの部分を見てほしい!!」という気持ちを具現化する感じです。

このキャラの場合は頭のリボンとポニーテールなので、それらを強調するために大きめに描いていきます。

まずは頭から描いていきます。
先ほどあげたチャームポイントを意識しながら描きます。

髪の毛は毛先をあまり細かく描きすぎず、大きな房にまとめてそこから数本程度に分かれるように描くと、バランスがよくなります。

目と口は大きめに描くのがポイント!
「ちょっとデカいかな…?」ぐらいがちょうどよかったりします。
元気いっぱいな表情にしてあげましょう。

ミニキャラの目と口の位置と比率のイメージ。
これじゃなければいけないということではないので参考程度に。

目の位置は、顔の下にあるほど幼くかわいい印象が強くなりますのでミニキャラを描くときはいつもより目を下の方に描くようにするといいでしょう。

顔が描けたら、体を描いていきます。
せっかくミニキャラを描くのなら何かポーズをとらせたいですよね。
ポージングもそのキャラを表現するとても大切な要素ですので、しっかり描いていきまょう。
今回は元気いっぱいな感じを出していこうと思います。

ミニキャラの体の描き方についてですが、そこまで深く考える必要はありません。
関節がどうとか、骨がこうとか考えず自由にポーズをとらせましょう。
そもそもがデフォルメなので、むしろ思いっきり動いたほうが躍動感も出ます。
顔と体のバランスですが、個人的には2~3頭身ぐらいでよく描きます。

手の大きさも自由ですが、顔に対して小さめにします。
指の関節が少なくても(なんなら指そのものが少なくても)、ミニキャラなら違和感もありません。
足や腕もすとんと棒のように描いちゃってもOK!

服を描きます。
末広がりになるようなイメージで描くと、ふわっとした印象になり動きが出ます。

今回はスカートの折り目などを省略して一本の線で描いていますが、場合によってはミニキャラでもしっかり折り目を描いていいと思います。

 

線画

さて、線画を描いていきます。
これまでのポイントを意識しながら、描き込みすぎないように簡潔な線だけに収めるようにします。
服のしわも必要最低限に。

色塗り

線画ができたらいよいよ色塗りです。

影は乗算レイヤーで塗っていきます。

影はリアルすぎると逆に浮いて見えたりするのであまり細かく塗らず、ざっくり塗ります。

次にハイライトをいれていきます。
丸っこく塗ると、コロコロしてかわいい感じを出せておすすめです。

最後にほっぺや目なども仕上げていき、色味を調整していきます。

できあがり

以上で完成です!やったーかわいい!!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ミニキャラを描けるようになると表現の幅がぐっと広がりますし、何より描くのがとても楽しくなること間違いなし!
コツは「かわいい!」を意識すること。
たくさんかわいいミニキャラたちを描いてみてくださいね。

(文・絵/つかさん)
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