2022.10.20
ハイライトを入れてイラストの完成度を上げよう!
イラストを描いたのはいいけど、色を塗ったらなんだか味気がない・・・そう思ったことはないでしょうか?
そんなときはハイライトを入れると完成度がグッと高まります!
そこで今回は、イラストのクオリティを高めるハイライトの入れ方を紹介します!
Index
ハイライトを入れるポイント
1. 光が当たっている場所に入れる
ハイライトは光の当たる部分にできるので、イラストの中に太陽などの光源があると仮定して、そこからの光が当たっている部分に入れます。
2. 線画のふち部分に入れる
慣れないうちは、どこにハイライトを入れればいいか迷ってしまうかもしれません。
まずは線画のふち部分に入れてみましょう。
また、ハイライトはあまり多く入れすぎるとゴテゴテしてしまうので、「光が当たる部分に、ちょっとだけ」を意識してみてください。
慣れてきたら、曲線部分などの「面」を意識してハイライトを入れてみましょう。
1. 光が当たっている場所に入れる
2. 線画のふち部分に入れる
この2点を意識してハイライトを入れてみましょう!
ハイライトの入れ方
今回のハイライトは以下の手順で入れます。
- ハイライト用の新規レイヤーを作成する
- ハイライトを入れたい部分の周辺の色をスポイトで取る
- スポイトで取った色を少し明るくしてハイライトを入れる
1. ハイライト用の新規レイヤーを作成する
ハイライト用のレイヤーを影のレイヤーの上に新規作成し、塗りのはみ出しを防ぐためにベースとなるレイヤーにクリッピングしておきます。
▼クリッピングについてはこちら
クリッピング機能とは
2. ハイライトを入れたい部分の周辺の色をスポイトで取る
「スポイト」ツールで、描画中のキャンバスから色を拾います。
▼スポイトについての解説はこちら
スポイトツールのお役立ち知識~キャンバスとレイヤーの違い
3. スポイトで取った色を明るくしてハイライトを入れる
先ほどスポイトで取った色をカラーサークル上で少し左上に動かしてより明るい色にし、新しい色でハイライトを入れます(左上に動かすのは、白に近づけるためです)。
今回はアニメ塗りなので、「ペン」ブラシを使っています。
▼「アニメ塗り」についてはこちら
【簡単解説】塗り方の特徴と使用するブラシ
簡単!アニメ塗りのやり方
ほかの部分にも同様の手順でハイライトを入れていきます。
今回の髪の毛のように地の部分の色が薄めの場合は、白でハイライトを入れてもOKです。
線画の上にかぶさるハイライトを入れたい場合は、線画レイヤーの上にハイライト用のレイヤーを作って入れます。
ハイライトを全て入れ終わりました。
ハイライトを入れることで、少し見栄えがよくなったのではないでしょうか?
応用編:「加算・発光」レイヤーでハイライトを入れる
レイヤーブレンドを「加算・発光」にすると、光り輝いているようなハイライトを入れることができます。
下の例では、水彩(ソフト)ブラシを使ってみました。
線を引き終わる時に力を抜くと、一番明るい白い部分との間のグラデーションを作ることができます。
▼「水彩(ソフト)」ブラシのダウンロード(無料)はこちら
▼「加算・発光」についてはこちら
レイヤーブレンド「加算・発光」を使ってみよう!
いかがでしょうか?
ハイライトの入れ方は様々です。
ぜひ参考にしてみてください!
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