2019.11.08
フリルの描き方
今回は、衣装や装飾品に不可欠の、フリルの描き方をご紹介いたします!
ぜひ参考にしてみてください。
上の画像を参照しながら、描き方を見ていきましょう。
Index
1.手前のフリル
フリルの端が手前に来る場合の描き方です。
まず、布地に対して同じ弧を描くように下書きをします。
下描きに沿って、図のような波線の横①を描きます。
破線に蓋をするように、横②を描きます。
横①と横②を繋げるように、横③を描いてください。
次に、横①の端に沿って、布地に向かって絞るように縦①を描きます。
フリルの裏側を描きます。
横②の端から縦②を描いてください。
根元にしわを描いて、立体感を出しましょう。
2.奥のフリル
フリルの端が奥になる場合の描き方です。
手前の場合と同じように、下書きをします。
横①を描きます。
この時、破線の隙間を気持ち狭くしましょう。
今回は先に、縦①を描きます。
次に横②を描きますが、この線は下書きよりもほんの少し内側に。
同じようにしわで立体感を出せば完成です。
3.円にフリルを付ける
円に付ける場合は、横から見たフリルを描く必要があります。
まずは同じように、下書きを描きます。
手前の幅を少し狭くすると、リアリティが出ます。
手前のフリル、奥のフリルをそれぞれの描き方で描きます。
縦①は中心に向かうように工夫してください。
隙間の部分に、折り重なるように横①を描きます。
横①の上だけに、縦①を引いてください。
この時も中心に向かうように意識します。
縦①の端と端を繋ぐ横②を描きます。
これでフリルが折り返されている部分が表現できます。
フリルの裏側を描きます。
横①の下端から縦②を描いてください。
しわを描いて完成です。
必要に応じて手直しをして、フリルの膨らみを出すとより◎!
4.応用編
もっと簡単な描き方として、単純な波線から描く方法もあります。
こちらは少しふんわりしたフリルになります。
波線をシャープにすると、きっちりとしたフリルになります。
いかがでしたか?
慣れてくれば、風で波打っているような複雑なフリルや、長さのあるフリルなども
描けるようになってきます。
たくさん書いて、いろいろな場面に応用していきましょう!
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