同人誌を作成するときに必ず発生するのが表紙作りです。
本の表紙とは読み手が最初に目にする作品の顔であり、印象を大きく左右する大事な要素となります。
今回は表紙を作る際に使える、タイトルの配置パターンをいくつかご紹介します。

 

はじめに

同人誌は表紙である程度の内容(登場人物の関係性、ジャンルなど)が分かりやすいよう、一般のコミックと比べ表紙に描きこまれる情報が多い傾向があります。

その中で視認性を上げるために以下の点を気を付けましょう。
・タイトルができるだけキャラクターの顔に被らないように配置する
・キャラクターとタイトルが大きく被るときは縁どりや透過をする
・イラストがカラフルな場合はタイトルは白や黒などシンプルに

 

中央にタイトル配置

キャラクターに被ることが多い配置ですので、見づらい部分は色を変えるなど工夫をしましょう。

縦書き

表紙を分断するようにタイトルが配置されるので、単体絵よりは二人以上のイラストにおすすめです。
タイトルを挟んでキャラクターを対称的に(向かい合う、並んで立つ、背中合わせ等)配置するとより関係性や距離感を演出することができます。

 

横書き

画面を横切るようにタイトルを配置することで表紙に安定感が出ます。
キャラクターの顔を引き立たせるため、タイトルは中央やや下に配置しましょう。

 

両端にタイトル配置

タイトルが二分割されるので、文章形式のタイトルにおすすめです。
キャラクターがタイトルに挟まれることで、視線をキャラクターに誘導することができます。
キャラクターが印象に残りやすくなる為、本の主役(または主要キャラ)を大きく目立たせたいときにおすすめです。
複数の場合は中央縦書き配置と逆でキャラクターが中央に寄るので、距離感が近く仲が良い印象を与えることができます。

 

上か下にタイトル配置

上にタイトルを配置する場合は、背景とタイトルを馴染ませることでインパクトがありつつもタイトルとキャラクターの両方を引き立たせることができます。
以下の画像のように背景に濃い色がある場合はタイトルを白色や極淡い同系色にするとスタイリッシュな印象になります。
逆に背景が白や淡い色の場合はタイトルを黒色や濃い同系色にしてまとまりを出しましょう。

 

下にタイトル

キャラクターと被る部分が少ないので、画面を広く大きく使うことが出来ます。
表紙いっぱいにイラストを描くことが出来ますが、タイトルが目立ちにくいので縁どりをしたり枠を付けたりと工夫しましょう。
逆に、タイトルよりも絵をしっかりと見せたい場合にもおすすめです。

 

斜めにタイトル配置

タイトルを斜めにすることでポップな印象の表紙になります。
大胆な構図やダイナミックな構図のイラストにおすすめです。
タイトルを斜めにするときは、背景やキャラクターも斜めにすると画面に動きが出ます。

 

広範囲にタイトル配置

タイトルを大きく配置することで、インパクトが出て印象に残りやすい表紙にすることが出来ます。
背景の横いっぱいに文字を敷き詰めています。
タイトルの範囲が大きい分配色を薄めにし、キャラクターははっきりした色合いにしてバランスを取りましょう。

 

いかがでしたでしょうか。
このように、タイトルを配置する場所によって全体の構図が大きく変わっていきます。
今回ご紹介したのはごく一部であり他にもいろんなパターンがあります。
日ごろからいろんな作品の表紙を観察してみましょう。