子供から大人へと近づく過渡期である中学生・高校生。
この年代は、漫画やイラストのキャラとして登場することも多いのではないでしょうか。
今回は、そんな中高生を描くときのポイントを、メイキングとともにご紹介したいと思います。

1.中高生の顔・体のバランスを確認

イラストを描く前に、まず学生の顔・体のバランスを確認しておきたいと思います。

※成長の速さや顔立ち・体つき、絵柄などには個人差があるので、必ずしもこうでなければいけないというわけではありません。
どんな風に描くとそれらしく見えるかを重視して一例を紹介していますので、いいなと思ったところを参考にしてみてくださいね。

【顔のバランス】

中学生の頃は、まだ小学校高学年に近い顔つきです。
目は大人よりもやや大きく、位置も低めです。
輪郭もまだ丸みが残っていて、あどけない印象を持っています。

これに対し、中学3年生〜高校生くらいになると、顔立ちはどんどん大人に近づいていきます。
輪郭も目元もシャープになるので、中学時代よりもやや大人な印象です。

【体のバランス】

体のバランスは、中学生は5.5〜6頭身、中学3年生〜高校生は6〜7頭身で描かれることが多いようです。

中学生の頃はまだ幼さが残った体つきで、男の子は比較的華奢な印象です。
女の子は体の凹凸もまだあまり大きくありません。

高校生になるとどんどん大人に近づいていくため、男の子のがっしりとした骨太感や女の子の体の凹凸が目立ってきます。

2.ラフを描く

①簡単にラフを描く

学生の体のバランスがわかったところで、ラフを描いていきたいと思います。
今回は、女子高生を6頭身で描いていきます。

まずざっくりと描いて大体のポーズや構図を決め、そのあと頭身を確認し調整していきます。

頭身に迷ったときは、前から見た頭の長さを円にして、下の絵のように連ねていくことで体のバランスをとっています。

②細かく描いていく

先ほどのラフの不透明度を下げ、その上に新しいレイヤーを作りさらに細かくラフを描いていきます。

【髪型や顔立ちのバリエーション】

この段階で、ラフを描きながら顔や髪型を選んでいきます。
髪型や顔立ちでキャラクターの個性を出すことができるので、自分が描きたいキャラクターや雰囲気のものを選んでいきましょう。

今回は可愛らしい印象にするため、少し幼い顔立ちにしました。

どんな髪型にしようか迷ったときは、髪と他の部分のレイヤーを別にしておくと、いろいろな髪型を試してみることができます。

ツインテール


ポニーテール

レイヤーを切り替えるだけで簡単に見比べることができるので、ぜひいろいろ試して似合う髪型を見つけてくださいね。

【制服のバリエーション】

学生といえば、制服です。
制服には、ブレザーやセーラー服などのバリエーションがあります。
季節によって夏服・冬服と形が変わるので、イラストや漫画の中で季節を表すのにも最適です。
また、合わせる小物や着崩し方によっても個性を出すことができるので、髪型同様いろいろと試してみてくださいね。

▶︎【女子編】制服の描き方

▶︎【男子編】制服の描き方

▶︎プリーツスカートの描き方

3.線画を描く

ラフが描けたら、今度は線画を描いていきます。
ここでは、ペン、Gペン、丸ペンを使って描いています。

4.着彩する

線画が描けたら、パーツごとにレイヤーをわけながら色を塗っていきます。

5.全体的な調整をする

色が塗れたら、背景を描いて完成です。

6.まとめ

中学生から高校生は、子供と大人の狭間にあります。
人によって成長度合いにかなり差があるので、基本の形を一通りチェックしたら、好みや絵柄、キャラクターにあわせて自由にアレンジしていきましょう。

(文・絵/sakaki)

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