今回は男女の全身の描き方について、骨格の違いに着目しながら解説していきます。

ポイントは肩幅、胸郭、骨盤の3つ。

男女の描き分け方ポイント①:肩幅

男女の体格差で挙げられるのがまず肩幅。

一般的に、鎖骨の長さは男性の方が女性よりも長いのが特徴です。

そのため、男性の肩幅は広く、女性は狭くなります。

また、男性の鎖骨は逆ハの字型、女性はやや外側に下がった形をしています。

このため、男性はいかり肩、女性はなで肩になりやすいのも特徴です。

 

男女の描き分け方ポイント②:胸郭

次に、胸郭(肋骨)の大きさが挙げられます。

男性は鎖骨が長いぶん胸郭も広く、対して女性の胸郭は狭くなります。

肋骨の下部に着目すると、より生物学的な違いが顕著です。

男性は肋骨の下部が広がっているため、腰にくびれができにくい性質があります。

反対に女性の肋骨下部はすぼんだ形をしているため、胴体が細くなり、腰のくびれの由来にもなります。

胸郭下部のすぼんだ形は、後述しますが骨盤の広さも加わって、女性特有の腰のくびれとなります。

男性は大きな胸郭に、広がった形をしているので、くびれができません。

腰から下半身にかけて一直線にラインが落ちます。

男女の描き分け方ポイント③:骨盤

最後に骨盤の構造です。

骨盤は”形”と”高さ”、”角度”の3点に着目してみましょう。

骨盤の形

まず骨盤の形です。

男性の骨盤は狭くて深いのに対し、女性は幅が広く、浅い形をしています。

骨盤の高さ

次に骨盤の高さについてです。

男性の方が骨盤は高く、女性は低い位置にあります。

骨盤の位置が高いと肋骨からの距離が近くなり、くびれができにくくなります。

一方で、女性のように骨盤の位置が低いと、肋骨からの距離が遠くなり、くびれができやすくなります。

骨盤の角度

また、骨盤が付いている角度も男女で異なります。

横から見た図を見てみると、男性の骨盤は後ろに傾いています。

対して、女性の骨盤は前に傾いているのが分かります。

大腿骨の角度

最後に大腿骨の角度についても見てみましょう。

女性の骨盤は横に広いため、大腿骨の付け根から膝にかけて強く角度がつくことになります。

反対に、男性の大腿骨は縦に狭い骨盤につくためさほど角度がつきません。

女性ができるペタン座りを男性ができないのもこの骨盤につく大腿骨の角度が原因です。

以上、男性と女性の骨格上の違いを解説しました。

同じヒトといっても、性別により骨格のつくりは異なります。

男女の描き分けにぜひ今回解説した知識を使ってみてください。

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(文・絵/吉田セツ)