2023.07.05
絵本風イラストに便利なメディバンペイントのおすすめブラシ3選を紹介!
「子供の頃によく読んだ絵本のようなイラストを描きたい……」
イラストを描いていて、ふとそんな風に思った経験はありませんか?
絵本に載っているイラストは、子ども向けのかわいらしいキャラクターや柔らかな塗りなどが魅力ですよね。
また、絵本風のイラストは、絵の具やクレヨンで描いたかのようなアナログ風の表現方法で描かれているのを多く見かけます。
そこで、今回は絵本風イラストを描くときに便利な、メディバンペイントのブラシを紹介します。
「絵本みたいなイラストにしたい!」「絵本風の動物イラストを描きたい!」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
Index
絵本風イラストにおすすめのブラシ3選を紹介!
メディバンペイントのブラシは、絵本風イラストを描く際の強い味方になってくれます。
今回は「絵本風におすすめのブラシ」を3つご紹介します!
おすすめブラシ①:線にも塗りにも使える!「鉛筆風ブラシU Premium」
おすすめブラシ1つ目は、線を描くときや色塗りに活躍してくれる「鉛筆風ブラシU Premium」です。
「鉛筆風ブラシU Premium」は、まるで色鉛筆で描いたかのようなタッチを再現することができるブラシです。
少し掠れたようなザラザラ感のある見た目が特徴的で、線を太くするとより鉛筆感が出るため、アナログ風の描画や塗りをすることができます。
「鉛筆風ブラシU Premium」は名前にPremiumと入っているように、有料のブラシです。
メディバンプレミアムに加入すると利用できるようになります。
メディバンプレミアムは、メディバンペイントのサブスクリプションサービスです。
加入することで、多数のブラシ/素材/フォントを使うことができます。
また、フィルター機能、資料ウィンドウ機能などの全機能開放、クラウドストレージの容量増加など、さまざまなプレミアム特典が利用可能になります。
メディバンペイントを使いこなして、創作活動に役立てていきたいと考えている方は、ぜひ加入を検討してみてくださいね!
メディバンプレミアムについてはこちらもご覧ください。
https://medibang.com/medibangPremium/
また、メディバンペイントの有料ブラシは単体での購入も可能です。
興味のある方はこちらからダウンロードしてみてください。
鉛筆風ブラシU
https://medibang.com/materials/detail/w771202mr8yqjpzgb0tpcj413l5/
ちなみに無料のメディバン会員で使えるブラシにも、「鉛筆風ブラシU Premium」に近いブラシがあります。
鉛筆(ざらざら)
https://medibangpaint.com/material/mb010115/
鉛筆(ざらざら)2
https://medibangpaint.com/material/mb010116/
こちらもぜひ活用してみてください。
話を戻して、「鉛筆風ブラシU Premium」を使ってイラストを描いてみると、下のような感じになりました。
「鉛筆風ブラシU Premium」は、鉛筆のような線が描け、ブラシサイズを大きくしても違和感なく鉛筆らしさをキープしてくれます。
線を太くして広い部分をしっかり塗ると、クレヨンで描いたような雰囲気が出せるのもポイントです。(上のイラストの雲のようになります。)
また、クレヨンっぽいブラシをもっと使いたい方は、無料ブラシの「オイルパステル」も使ってみてください。
「オイルパステル」は、ざらざらした画用紙にクレヨンで描いているような雰囲気が楽しめるブラシです。
細い線や塗りの使用におすすめです。
また、クレヨンとはやや違う見た目になりますが、ふんわりした雰囲気が魅力の「もこもこパステル」もおすすめです。
それぞれ、以下からダウンロードできるので、ぜひ使ってみてくださいね。
オイルパステル
https://medibangpaint.com/material/mb030311/
もこもこパステル
https://medibangpaint.com/material/mb030411/
おすすめブラシ②:ぽこぽこした線を描きたい人におすすめ「Gペンブラシ」
2つ目におすすめしたいのは、「Gペン」などのペン系ブラシです。
ペンで描いたようなぽこぽこした線を描きたいときに便利です。
「Gペン」や「かぶらペン」などのペン系ブラシで、ブラシサイズを上げて太めに描くと良いでしょう。
線はシンプルですが、「滲み」のパラメータを調整することで、線のフチをぽこぽこさせることができます。
シャープで均一な線ではなくなるため、アナログ感を出すのにピッタリ!
ちなみに、こちらは2つとも無料で使えるブラシです。
Gペン
https://medibangpaint.com/material/mb012111/
かぶらペン
https://medibangpaint.com/material/mb012311/
おすすめブラシ③:簡単に手書き感を出せる「もこもこ水彩」
3つ目のおすすめブラシは「もこもこ水彩」です。
絵本風のイラストを描くときのポイントは、絵の具風の雰囲気や質感を再現することです。
テクスチャーの表現には、トーンなどメディバンペイントの素材を使うのが一般的ですが、ブラシの効果を利用して質感を出す方法もあります。
▼素材を使ったテクスチャーの貼り方はこちらをご覧ください。
https://medibangpaint.com/use/2020/11/texture_materials/
ブラシを利用したテクスチャーの貼り方は次の通り。
①イラストの上に新規レイヤーを作る。
②ブラシの質感を出すように全体を塗る。
③「レイヤーモード」を「焼き込み」や「オーバーレイ」などにする。
以上3つの工程で下のような質感を出せます。
テクスチャーなしの場合と比べて、さまざまな表現が可能になっているのがわかりますね。
上の4つのブラシのうち、「質感ブラシ」と「アナログ汚し」は有料のブラシです。
有料ブラシの単体購入は下記からどうぞ。
質感ブラシ
https://medibang.com/materials/detail/bm71xhy5g141t3s0hboeskzvu0d/
アナログ汚し
https://medibang.com/materials/detail/vc72gdfanxzfhzi5384oox8lzkq/
また、「もこもこ水彩」と「ソフトパステル(キャンバス)」は無料で使えるブラシです。
メディバンペイント会員(無料)に登録いただくだけでご利用いただけます。
それらの無料ブラシを使いたい方は下記からどうぞ。
もこもこ水彩
https://medibangpaint.com/material/mb020121/
ソフトパステル(キャンバス)
https://medibangpaint.com/material/mb030114/
以上のブラシやテクスチャー、機能を使って描いたのが、下のイラストになります。
もこもこ水彩ブラシに「水彩境界」をプラスすると、よりアナログの水彩らしい雰囲気を出せます。
「水彩境界」はメディバンペイントの機能のひとつです。
水彩絵の具のように、塗った部分に絵の具だまりの縁を追加する効果があります。
▼水彩境界のやり方はこちら
https://medibangpaint.com/use/2016/06/watercolor_edges/
https://medibangpaint.com/use/2018/04/watercolor-edges2/
https://medibangpaint.com/use/2018/04/making-watercolor-edges/
上記の「アナログ汚し」は、版画やアクリル絵の具で描いたときのようなざらっとしたイメージのテクスチャーに仕上げることができる有料ブラシです。
「アナログ汚し1」と「アナログ汚し2」の2種類があり、それぞれで仕上がりの雰囲気が異なります。
イラストに合わせて使い分けてみてください。
アナログ汚し1
https://medibang.com/materials/detail/rl718rsuv89lpk8b38ttaukxapy/
アナログ汚し2
https://medibang.com/materials/detail/ko71e1kkcxia6djljkkg98z3f2d/
まとめ
今回は、メディバンペイントで絵本風イラストを描くときにおすすめのブラシを紹介しました。
それでは、おすすめのブラシをおさらいしてみましょう!
<色鉛筆やクレヨン風にしたいとき>
・色鉛筆やクレヨン風の絵本っぽいイラストを描きたいなら「鉛筆風ブラシU Premium」がおすすめ。
・ほかにも、「うすい鉛筆U Premium」「ざくざく鉛筆ブラシPremium」などの有料ブラシもおすすめ。
・無料のもので代用するなら「鉛筆(ざらざら)」「鉛筆(ざらざら)2」などがおすすめ。
・クレヨン風が好きなら無料の「オイルパステル」も使いやすい
・ふんわり系なら「もこもこパステル」もおすすめ。
<ペンで描いたような線を描きたいとき>
・ペンで描いたような線を描きたいなら、ブラシサイズを上げた「Gペン」「かぶらペン」ブラシを、「滲み」を調整して用いる。
<ペンで描いたような線を描きたいとき>
・絵の具を使ったような水彩系の質感を出したいなら「もこもこ水彩」+カラーレイヤーの「水彩境界」の組み合わせがうってつけ。
・版画やアクリル系のようなアナログの雰囲気を出したいなら「アナログ汚し」が最適。
ブラシを使うとさまざまな質感が出せるため、憧れの絵本風イラストも手軽に描くことができます。
ぜひ、今回ご紹介したブラシを含めて、いろいろなブラシを試してみてください!
(文・絵/Amane)
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