メディバンペイントでイラストを描いたあと、SNSなどでシェアするときに悩みがちなのが、ファイルの保存形式です。

メディバンペイントでは、専用形式のMDPのほか、JPEGやPNG、PSDなどの形式でもファイルを保存することができます。
では、PNG・JPEG・MDP・PSDという4つの保存形式は、一体何が違うのでしょうか。

それぞれの特徴を知って、最適な保存形式を見つけましょう。

 

イラストをSNSにアップしたいときは

イラストがうまく描けたから、SNSにアップして皆に見てもらいたい!
そんなときは、保存形式を変更してイラストをシェア可能な状態にする必要があります。

保存形式の変更の仕方は、簡単です。

【ipad版】

マイギャラリー>イラストの右、もしくは右下にある「…」をタップし、「シェア」を選択。

保存形式を選択する。

これで、選択した保存形式のファイルを、アルバムやフォルダなどに保存することができます。

画面はクラウドに保存したものですが、端末保存したものでも同じ手順で保存形式を変更できます。
※端末保存の場合、「…」の左にあるアイコンからも、新しい保存形式のファイルを作成することができます。
【PC版】

PC版では、「ファイル>名前をつけて保存」に進み、タイトル下の「ファイルの種類」で保存形式を選びます。

※PCのフォルダに保存した後、どの保存形式になっているかを確認したいときは、ファイルタイトルの後ろについている「.png」などの「拡張子」で見分けることができます。

 

4つの保存形式の特徴をチェックしよう

PC版とipad版で共通して選択できる保存形式は、「PNG・JPEG・MDP・PSD」の4つです。
そこで、次はこの4つの保存形式の特徴を見ていきましょう。

MDP

MDPは、「メディバンペイント」「ファイアアルパカ」という2つのイラスト作成ツールの専用保存形式です。

メディバンペイントやファイアアルパカ内で作業を進めるときに使用する保存形式で、レイヤーを統合せずに保存することができます。
また、保存による画質の劣化もありません。

ただし、「メディバンペイント」「ファイアアルパカ」の中でのみイラストとして認識されるので、イラストとしてSNSにアップすることはできません。

 

PNG

PNGは、SNSにアップすることができる保存形式の一つです。

線がはっきりした画像を美しく表示することが得意で、漫画やイラストの保存にも適しています。

JPEGの場合、保存を繰り返すとどんどん画像が劣化していくということが起こってしまいます。
しかし、PNGはファイルの中に元データが残されているため、繰り返し保存してもJPEGのように画像が劣化していくことはありません。

ただし、元データを残しているため、ファイルのサイズ(容量)が大きくなってしまうという側面もあります。
ファイルサイズが大きくなると、SNSなどの読み込みにも時間がかかってしまうため注意が必要です。

また、PNGファイルにするとレイヤーが統合されてしまいます。
そのため、後から「レイヤーの一部分を変更する」といったことができません。
PNG形式で保存するときは、ファイルを複製してレイヤー統合前の状態を残しておくことがおすすめです。

※メディバンペイントの保存形式の一つ、「PNG(透過)」は背景を透明にすることができるPNG形式です。
キャラクターの周りは透明にしたいというとき(ラインスタンプの作成など)に使用すると良いでしょう。

 

JPEG

JPEGも、SNSにアップすることが可能です。

線がはっきりした画像よりも、写真のような画像を綺麗に表示することが得意なので、写真を使った背景などの保存に適しています。

JPEGはPNGよりもファイルのサイズ(容量)が小さいのが特徴です。
ファイルサイズが小さいと、データを読み込みやすくなるため、SNSへのアップにも向いています。

しかし、JPEGは保存を繰り返すごとに画像が劣化するという特徴があるので、何度もデータを保存するのは避けた方が良いでしょう。

また、PNGと同じく、JPEGに変換するとレイヤーが統合されてしまうので、事前に複製を作成しておきましょう。

 

PSD

PSDは、Photoshop形式の保存ファイルです。

Photoshop以外にも、Fire Alpaca、SAI、CLIP STUDIOなどさまざまなイラスト作成ツールで使用することができるのが特徴です。

MDPと同じく、レイヤー情報をそのまま保存することが可能です。
そのため、「最後の仕上げに他のツールで加工したい」というときにも使用できます。

ただし、MDPと同じようにSNSではPSD形式のファイルは使用できないため、ほかのツールとの橋渡しとして使用しましょう。

 

拡張子の比較まとめ

最後に、ここまでご紹介した4つの拡張子の特徴を比較してみましょう。

結論としては、イラストを綺麗なままSNSにアップさせたいならPNGがおすすめです。
しかし、ファイルサイズが大きくなりすぎる場合はJPEGにして繰り返し保存しないようにするといいでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
4つの保存形式をしっかりチェックして、それぞれの特徴を活かしながら上手に使い分けてみてくださいね。