今回の記事はオリジナルキャラクターをつくって、それを一枚絵にするメイキングです!
下書きから完成までは動画がありますので、そちらもぜひご覧ください。
お絵かきを嗜む皆様への、ヒントとなれば幸いです!

1,準備する

さっそくメディバンペイントを開きましょうか!
初めて登場した機能やツール名は【機能、ツール名(Windowsショートカットキー)】という形で表記しています。
関連する記事も載せておきますので、詳しく知りたい方は読んでみてください!

▼【ショートカットキー】について
ショートカットキー一覧【Windows】

ショートカットキー一覧【Mac】

【ファイル】から【新規作成(Ctrl + N)】を選び、幅を1350px、高さを2400pxに設定します。

今回使う主なブラシはこちらの4種類。

8pxのペン(線画用)

フリーサイズのペン(色塗り用)

フリーサイズの水彩

フリーサイズのエアブラシ

になります。

 

2,キャラクターデザイン

タイトルにもある通り、和風なアサシンを描いていこうかなと思っています!
本当は忍者×アサシンのつもりだったのですが、それってただの忍者では?となり行き詰まったので、早々に考えを改めました。
諦めも肝心!

一枚絵を描きながら、その場のノリでキャラをつくってしまうこともありますが、私の場合は大抵時間がかかり、挙句失敗します。
キャラデザとポーズを同時に考えなくてはいけないので、頭がこんがらがるようです。
ということで私は、割としっかり目につくってから描き始めます!

忍者は頭と口を隠す頭巾?を着用しているイメージがあるので、それをアレンジできないかな、と思っていたのですが……私には難しかったようです。
2枚目のフードとマスクが壊滅的にダサかったため全て取っ払ったワケですが、今度は忍者感もアサシン感もなくなり、衣装をボロボロにしたせいで浮浪者っぽくなってしまいました。

もう一度丁寧にフードを描いてみたらいい感じになったので、マスクもと描いたものの、世紀末感が拭えず断念しました。
マスクをずらしている絵が描きたかったのです、本当は!
手ぬぐいにしたのがまずかったのかな……?

最終的に完成したものがこちらです!
序盤に比べると大変見違えましたね!

フードは背中側が空いていて、刀の紐が内側に通るようになっています。
もともと長い髪を結んでいるキャラにしようと思っていたので、結んだ髪を後ろに通せるように空けておいた名残です。
紐をフードの外から肩にかけると、キュッとなってしまいますよね。
せっかく(?)胸元がはだけてるので、それを避けたかったというのもあります。

やっぱりアサシンですから、武器は隠し持ちたい!左腕がその役割を担っています。
手裏剣がそのまま出てるのはどうのかな?とも思いましたが、結局隠れるしいいか!という結論に至りました。
手甲には剣を出すからくりが仕込まれてるという設定です。
一応紐をぴゅいっと引くとシャキンと出てくるイメージですが、詳しい原理は全く考えていません。
頭パンクしちゃうからね!
でも、そこまで凝るとリアリティが増してめちゃくちゃかっこよくなります。

自分のスキルと相談しながら描いてみましょう!

柄を入れるとより着物っぽくなるのですが、アサシンなのにそんな派手な格好するかな?と思って、裾にちょんとマークを入れるに留めました。
簡単に和柄が描けるツールもあるので、模様を描きたいけど難しい!という方は試してみてください。

▼和柄を描いてみよう!
和柄フィルタを使って浴衣を描こう!

背景・着物に使える!和柄の描き方

結果的にはその名の通り和風アサシンという感じがして、満足です!

 

3,下書き

次は下書きをします。
ここからは動画もありますので、そちらもご参考ください!

先ほどマスクをずらしているポーズにしたかったと言いましたが、マスクがないのでどうにもなりません。
無難に刀を構えたポーズにすることにします。

ちなみにこれはボツにした下書きです、20分くらい描き続けましたがなかなか上手に描けないので潔く切り上げました。
諦めも肝心!

ただ毎回簡単な絵に逃げていてはカッコがつかないので、少しでも上達できるように、一部苦手なことにも挑戦しましょうか。
今回は手を前に突き出すポーズにします。
刃の方から見た刀やそれを握る手など、普段あまり描かない角度から描いてみます!

全身が描けたら、【変形(Ctrl + T)】で大きさや位置を調節します。
頭などが少し見切れるくらいにすると、迫力が出るのでオススメです!

▼【変形】の使い方
【初心者向け】イラストの歪みを克服!バランス良い絵を描くポイント【スマホ版】

下書きが完成しました!

 

4,線画

線画を描きます。
私は8pxのペン一本で描くことが多いです。
自然な強弱をつける練習も兼ねています。
複数のサイズのペンを使い手軽に強弱をつける方法もあるので、お好きな方を試してみてください。

▼線に強弱をつけたい
【初心者向け】うちの子をつくろう!後編【オリキャラ】

強弱の基準ですが、基本は輪郭線を太く、そうでないものを細く描くようにしています。
あとはなんとなく弱くしたり強くしたりしていますが、意外とそれっぽくなるので最初のうちは適当でもいいかもしれません。

線が重なるところは、レイヤーを分けて描くと簡単です。
ちょっとならそのまま描いて消した方が早いですが、何本も重なってしまう場合は消しやすくなります。

線画が描けました!

 

5,色塗り

色を塗っていきます。
キャラクターデザインのときに色を決めておくとスムーズなのですが、今回は実際に塗りながら決めていきました。
色を塗った後、なんか違うな?と思ったらレイヤーの【透明度を保護】し、違う色で塗りつぶしてみましょう。
はみ出さずに塗り直すことができます。

▼【透明度を保護】する
【やさしい解説!】はみ出さずに塗って超時短♩「透明度を保護」って何?

たくさん塗り直しましたが、ようやくベースの色の決定です!

例によってアサシンなので、暗めの色をメインにしつつでも目や刀の鍔はちょっと明るく、金色っぽくしました。
刀を暗くしたのも似たような理由で、暗闇で戦うことになったとき、間合いがわかりづらい方が相手にとって不利だろうと思い黒く塗っています。
色塗りで困ったときは、キャラの性格や用途を考えることでヒントが得られる場合もあります。

影を塗る前に、キャラの角度が気になってしまったので、先ほどの変形で変えています。
全てフォルダにまとめることで、一括で変形することができます!

影は新しいレイヤーを【クリッピング】して塗っています。
水彩系で色を混ぜるときは不向きですが、私のようなアニメ塗りに近い絵を描くときはやり直しも利くので便利です!

▼【クリッピング】の使い方
【PC】ラクにはみ出さずに塗る方法

影になりそうな部分が塗れたら、水彩で影の強弱をつけていきます。
ベースの色を【スポイト(I または alt)】で取り、その色でサッと塗ります。
必要に応じてもう一段階濃い影をつくるのもアリです!

▼影の塗り方
悪役みたいな美男子のイラストテクニック【影の塗り方講座】

線画の色を変えて馴染ませましょう。
隣接している色に近い色を使うとちょうどいいです。
再び線画のレイヤーの透明度を保護して塗りましょう!

最後にレイヤーブレンドの【オーバーレイ】、【加算・発光】で華やかにします。
オーバーレイのレイヤーには明るいところにオレンジ、暗いところに青色をエアブラシで置いています。
加算・発光はその名の通り発光するレイヤーです!
刀の鍔や手甲など、金属系のものを描く時に重宝しますね。

▼【オーバーレイ】の使い方
オーバーレイでできる!かんたん仕上げのやり方

これにて和風アサシン女子、完成です!

下書きから完成までは約7時間くらいでした。
キャラクターデザインも同じくらいかかっているかもしれません、ただ描いてる時間より悩んでいる時間の方が長かったような気も……。

思い返すと和風の衣装はしばらく描いていなかったので、難しかった。
でも久しぶりの刀や着物は楽しかったです!

それではご覧いただきありがとうございました!

(文・絵/時計)
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