もっとシンプルに、大まかな範囲を選択したいというあなたの需要にも、MediBang Proはお応えします。
図形選択ツール
画面左上の選択ツールを起動すると、6種の選択ツールがメニューに表示されます。
MediBang Proの図形選択ツールは長方形、楕円形、多角形の3種類です。
それぞれの形をしたアイコンを指先かApple Pencilでタップすることで、選択ツールが使えます。
3種の図形
長方形選択
長方形や正方形で範囲を選択することのできるツールです。サイズや位置を調節することで、画像内の特定の範囲を選択することが可能です。
楕円選択
長方形選択と同様に、楕円選択ツールでは楕円形や円形での範囲選択が行えます。サイズや位置を変えて、好きな範囲を選択しましょう。
多角形選択
直線を引き、多角形を形作ることで範囲を選択することのできるツールです。複数の点をタップで設定すると、それらの点を頂点とする多角形の選択範囲を作ってくれます。尖っている箇所などを選択したい時に便利です。
選択ツール設定
角丸を適用すると、選択範囲の角の丸みを調整することができます。数値を上げるほど角が取れていきます。
アンチエイリアスは、適用することで選択範囲の輪郭をなめらかにしてくれます。
範囲選択を終えた後の選択範囲に対する動作は、通常・追加・削除の3つの設定から選ぶことができ、そのままにしておいたり、拡大縮小をさせることが可能です。通常に設定しておいた場合、キャンバス上で一度に選択できる範囲は一箇所のみとなります。追加に設定すると、キャンバス上の複数の範囲を選択することが可能です。削除に設定すれば、選択していた範囲を削除することができます。
選択範囲の外枠をドラッグしたり寸法を入力するなどして選択範囲のサイズを変更した際、縦横比固定を適用していた場合には、元の選択範囲の比率を崩さないように、自動で適切な寸法に調整してくれます。形を変えずに選択範囲のサイズだけ変えたい時に便利です。
中央からに設定しておくと、選択範囲の作成を、対象となる箇所の中心から始めることができます。左右対称の画像で範囲選択をしたい時や、作品の中心を厳密に把握して選択範囲を配置したい時などに活躍します。
反転を適用すると、現在選択している範囲外の範囲が対象として選択されます。
コピーペーストは選択範囲をコピーし、新規レイヤーへペーストします。
リセットを適用すると全範囲の選択が解除され、行った変更が取り消されます。