2021.06.09
初心者マンガ講座01 マンガ作りの手順を知ろう

はじめまして。MediBang Paintでマンガを描いている「ГФ」という者です。
この度、ART streetでマンガの講座を担当することになりました。どうぞよろしくお願いします。
この講座では、MediBang Paintでマンガを描く方法を、初心者の方にも分かりやすいように解説していきます。
私のやり方が絶対というわけではないので、一つの例として参考にしていただけたら幸いです。
なお、私はいつもPCで作業をしているので、PC版のみでの解説になります。
今回は、講座の前準備として、マンガを描く基本的な流れを解説します。
これまでの講座はこちら
初心者マンガ講座01 マンガ作りの手順を知ろう
初心者マンガ講座02 マンガの企画を考えよう「その1」
初心者マンガ講座03 マンガの企画を考えよう「その2」
初心者マンガ講座04 MediBang Paintでマンガを描く準備をしよう
初心者マンガ講座05 ネームを作ろう
初心者マンガ講座06 コマ割り・画面作りについて考えよう
Index
①企画
まずは描きたいものを考え、キャラクターやストーリーについてアイディアを出します。
しっかり決めてから描くか、描きながら考えるかは自由ですが、全くのゼロから作り始めると話を成立させるのが難しいので、ある程度のイメージはもっておいたほうがよいです。
②ネーム
「ネーム」はイラストでいうところのラフデザインです。
簡単な絵でマンガのだいたいの画面を描いていきます。
この段階でコマ割りやセリフ、カメラワークなどの演出部分がほぼ決まります。
③下書き
清書する時の事を考えて、ネームよりしっかりとした絵を描きます。
④ペン入れ
下書きの上からペン入れします。人にも寄りますが、私は「枠線 → フキダシ → 人物 → 背景 → 効果線 → 描き文字」の順でしています。
⑤ベタ
黒く塗るところを塗っていく作業です。ペン入れの段階でやってしまう人も多いです。
⑥トーン、仕上げ
トーンを貼ったり、貼ったところを削ったりしていい感じの画面にしていきます。
貼り終わったらホワイトで目の光やツヤなどを追加したり、セリフの位置などを調整したりして、完成です!
⑦データを書き出す
デジタルの場合はレイヤーが統合されたjpgやpngのデータに変換して、みんなが読めるようにします。
以上がマンガ作りの一連の流れになります。
次回は、「企画」について解説します!
これまでの講座はこちら
初心者マンガ講座01 マンガ作りの手順を知ろう
初心者マンガ講座02 マンガの企画を考えよう「その1」
初心者マンガ講座03 マンガの企画を考えよう「その2」
初心者マンガ講座04 MediBang Paintでマンガを描く準備をしよう
初心者マンガ講座05 ネームを作ろう
初心者マンガ講座06 コマ割り・画面作りについて考えよう
「ГФ」
作品集はこちら: https://medibang.com/u/seledkapodshboi/
私の描いたマンガはここから読めます→ https://medibang.com/book/0c2101280307258390018866367/
別名義で作画担当をしている作品です→https://medibang.com/comics/official/dobs340000005872400000000000a/
twitter: https://twitter.com/seledkapodshboi
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